一昨日の土曜日の朝、テレビをつけたら紀行番組が放送されていた。そのとき、画面に山深いローカル鉄道の駅が映った。「左沢」という駅だった。おそらく、その番組ではナレーターが駅名を読んだにちがいないが、途中から観た私は聞きそびれてしまった。
単純に「ひだりさわ」でよいのかもしれないが、どうも気になったので、インターネットで「左沢の読み方」と検索窓に入れたら、すぐに答えが出た。
今度は、この答え(左沢の読み方)が辞書にも載っているのだろうかと気になったので、一般的な漢和辞典と思われる『全訳 漢辞海 第三版』(三省堂)と、5月に購入して出番を待っていたであろう『新潮日本語漢字辞典』(新潮社)の2冊で「左沢」を調べることにした。
「左沢」は「左」の熟語として載っているだろうと考え、2冊の「左」を引いてみた。
両辞書それぞれの「左」の項にあった熟語のみ(読みと意味を省略)を以下に引用する。
『全訳 漢辞海 第三版』
--ここから
左尹 左掖 左学(學) 左官 左丘明 左傾 左券
左験(驗) 左言=左語 左賢王 左降 左顧右眄
左国(國)史漢 左史 左史右史 左思 左師
左思右考 左氏伝=左伝
左手画(畫)レ円(圓)右手画レ方
※レは漢文のレ点(以下同じ)
左拾遺 左相 左省 左証 左丞相 左袒 左遷
左袒 左提右挈=左提右携 左徒 左纛 左憑翊
左文右武 左僕射 左民尚書 左右 左右逢原
左画(畫)レ方右画レ円(圓)
--ここまで
『新潮日本語漢字辞典』
--ここから
左衛門 左官 左記 左義長 左近 左傾 左顧右眄
左氏伝 左手 左勝手 左証 左城 左遷 左前 左足
左沢(一)あてらざわ①山形県西村山郡大江町の地名。②姓氏の一つ。(二)さざわ 姓氏の一つ。
左袒 左団扇 左褄 左程 左伝 左党 左鐙 左派
左文右武 左様 左様なら 左翼 左利き 左腕
--ここまで
予想どおりだった。
まず「漢和辞典」とはどういう辞典か、『国語大辞典』(小学館/Bookshelf2.0版)で確認しておく。
--ここから
かんわじてん【漢和辞典・漢和字典】
漢字、漢語の、日本語としての読み方を示し、また、その意味を日本語で解説した辞典。現代の普通のものは、漢字を見出しとして解説をほどこし、さらにその漢字を用いた漢語の訳や用法を示す。
--ここまで
『全訳 漢辞海 第三版』は漢和辞典なので、漢語を解説した辞書である。それに対して、『新潮日本語漢字辞典』は、外箱の「特長書き」に〔日本で初めての、「日本語の漢字」を引くための辞典〕とあるとおり、和語(漢語や外来語に対して日本固有の単語)に強い、というより、〔和語のための漢字辞書〕であるので、このような結果になったと思われる。
それにしても、「左沢」が「あてらざわ」だったとは、普通は読めないなぁ。
辞書はありがたい。
私は現在、歴史的仮名遣いと文語文法と“楽しく”悪戦苦闘(しかも形勢不利!)している真っ只中なので、漢字の勉強もしたいが、ぐっとこらえているところである。そもそも自分の頭の中から西洋数学の発想を捨て、江戸時代に生きていた人と同じ発想で和算の算額を解きたいと思い、当時の文献を読むために歴史的仮名遣いの勉強を始めたのだが、和算研究そのものを生きているうちに再開できるかどうか、少し不安になってきた。
和算研究の再開の前に、明日、いや今日からのお盆明けの仕事の再開にがんばらねばならない。
単純に「ひだりさわ」でよいのかもしれないが、どうも気になったので、インターネットで「左沢の読み方」と検索窓に入れたら、すぐに答えが出た。
今度は、この答え(左沢の読み方)が辞書にも載っているのだろうかと気になったので、一般的な漢和辞典と思われる『全訳 漢辞海 第三版』(三省堂)と、5月に購入して出番を待っていたであろう『新潮日本語漢字辞典』(新潮社)の2冊で「左沢」を調べることにした。
「左沢」は「左」の熟語として載っているだろうと考え、2冊の「左」を引いてみた。
両辞書それぞれの「左」の項にあった熟語のみ(読みと意味を省略)を以下に引用する。
『全訳 漢辞海 第三版』
--ここから
左尹 左掖 左学(學) 左官 左丘明 左傾 左券
左験(驗) 左言=左語 左賢王 左降 左顧右眄
左国(國)史漢 左史 左史右史 左思 左師
左思右考 左氏伝=左伝
左手画(畫)レ円(圓)右手画レ方
※レは漢文のレ点(以下同じ)
左拾遺 左相 左省 左証 左丞相 左袒 左遷
左袒 左提右挈=左提右携 左徒 左纛 左憑翊
左文右武 左僕射 左民尚書 左右 左右逢原
左画(畫)レ方右画レ円(圓)
--ここまで
『新潮日本語漢字辞典』
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左衛門 左官 左記 左義長 左近 左傾 左顧右眄
左氏伝 左手 左勝手 左証 左城 左遷 左前 左足
左沢(一)あてらざわ①山形県西村山郡大江町の地名。②姓氏の一つ。(二)さざわ 姓氏の一つ。
左袒 左団扇 左褄 左程 左伝 左党 左鐙 左派
左文右武 左様 左様なら 左翼 左利き 左腕
--ここまで
予想どおりだった。
まず「漢和辞典」とはどういう辞典か、『国語大辞典』(小学館/Bookshelf2.0版)で確認しておく。
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かんわじてん【漢和辞典・漢和字典】
漢字、漢語の、日本語としての読み方を示し、また、その意味を日本語で解説した辞典。現代の普通のものは、漢字を見出しとして解説をほどこし、さらにその漢字を用いた漢語の訳や用法を示す。
--ここまで
『全訳 漢辞海 第三版』は漢和辞典なので、漢語を解説した辞書である。それに対して、『新潮日本語漢字辞典』は、外箱の「特長書き」に〔日本で初めての、「日本語の漢字」を引くための辞典〕とあるとおり、和語(漢語や外来語に対して日本固有の単語)に強い、というより、〔和語のための漢字辞書〕であるので、このような結果になったと思われる。
それにしても、「左沢」が「あてらざわ」だったとは、普通は読めないなぁ。
辞書はありがたい。
私は現在、歴史的仮名遣いと文語文法と“楽しく”悪戦苦闘(しかも形勢不利!)している真っ只中なので、漢字の勉強もしたいが、ぐっとこらえているところである。そもそも自分の頭の中から西洋数学の発想を捨て、江戸時代に生きていた人と同じ発想で和算の算額を解きたいと思い、当時の文献を読むために歴史的仮名遣いの勉強を始めたのだが、和算研究そのものを生きているうちに再開できるかどうか、少し不安になってきた。
和算研究の再開の前に、明日、いや今日からのお盆明けの仕事の再開にがんばらねばならない。