物心ついたとき、父はすでに仕事でベネズエラに単身渡っていました。
そのままだったら父親の感覚はなかったと思いますが、
母はテープレコーダーを前に、
「ベネズエラのお父さんに送るんだよ」
「お父さんに何か話してごらん」
と私の声を録音させました。
だから、後々初めて会うであろう父親とすんなりなついたと思います。
今思えば、会ったことのない人に
「お父さんだから仲良くして」
というのは難しかったと思いますが、
日本で「お父さん」の意識付けを自然にさせられてたおかげで上手くいったと思います。
録音ボタンを押して、テープが回ります。
「・・・」
「・・・」
「・・・聞こえないよ?(なぜかヒソヒソ声)」
母「録音しているからリエがしゃべるんだよ」
「・・・」
「・・・」
「聞ーこーえーなーいーー!!ヽ(`Д´)ノ」
こんなやりとりでした![]()