これもいつか、懐かしい思い出になる。長女との日本滞在最終週 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

長女が参加する米子暮らしの

ラスト一週間を楽しみ尽くそう〜

と意気込んでいた私だが、


ブログを書くパワーがないまま時は過ぎ去る。


皆さま、おはようございます。


どのようなお盆休暇を過ごされましたか?



われわれは

嬉しい、楽しい、懐かしい、そして心配…。

いろいろな感情が溢れ出す、面白い一週間となりました。





二年ぶりの帰国となる長女を楽しませるのが、私の中では最大目標であったので、


二十歳の振袖写真撮影、

花火見物、

95歳を越える父の友人との再会、

懐かしの美術館訪問、


などなど

予定は山盛りだった。


その間、長女は高校の体験入学時に知り合った友人たちと会う。


時間はどれだけあっても

足りない感じ。



ネパールでの一ヶ月の英語教師ボランティア経て、

オランダへ戻って4日で日本へ出発。

日本では東京、米子、再び東京での中央大学夏期講習、


と、暑い中、身体を酷使し続けていた。


若いとはいえ、やっぱり後半疲れが出てきたようで、

夏風邪をひいたようだった。



花火見物は見送り、少し休憩。



日本滞在時には幼い頃から、よく通っていたお隣島根県の

島根県立美術館


にも足を伸ばす。


この宍道湖うさぎとは、

今は亡き母も一緒に写真を撮った懐かしい場所。






同じ風景でも、

そこにはいない人と

小さかった子どもたちがたちが、娘らしく成長している様子が

時の流れを嫌でも感じさせる。


子どもたちは


懐かしさいっぱいにうさぎと戯れる。



企画展は、フィンランド出身のガラスアーティストタピオ ヴィルカラ



暮らしの中にとけこむプロダクトは

物を作る世界に身を置く私にはとても刺激的だった。





彼は若いうちから多くの賞を受賞して早くから活躍していたが、

その飽くことなき、探究心には脱帽だった。









ジュエリー業界に身を置いて制作していると、


あなたの売りはどこですか?

と問われると、


返答に困る。


ギャラリーに買ってもらえるようなコンテンポラリージュエリーや、


フィレンツェ彫りでキラキラした作品群、


大きな石を用いたラグジュアリーテイスト。


ジュエリークリエーターの友人たちは、それぞれ自分の色がある。



コンテンポラリーが好きで、そこからスタートしたはずが、

途中からフィレンツェ彫りも習い始め、

そのエッセンスを制作にも組み込み出した、どっちつかずの私。


やはり、どこか一点に絞る方が賢明なのでは?

と思いながらも、


ふらふらとやってみたいことがあれば、好奇心のままそちらに手を出す。


そんな自分だったが、

これでも良いかも!


とタピオ ヴィルカラの作品展を見て勇気をもらう。


もちろん、もっともっと好奇心の幅を広げて、

そこを深く掘り下げることが、

重要だとも実感する。



子どもたちも、自分の好きを作品群の中から選び取り、


常設展の日本画や、北斎の版画などにも食い入るように見入りながら、

濃密な美術館での時間が過ぎていった。



松江での時間をゆっくりと楽しんだわれわれだったが、

私も徐々にこの暑さで食欲不振になりつつあった。


でも皆、日本滞在ラストスパートということで、

欲張ってあれこれと楽しもうとする。



長女の振袖姿の撮影も無事に終了して、写真の出来上がりが楽しみである。


姉の振袖を私、姪っ子二人、そしてうちの長女と、


作ってくれた母が満足すること間違いなし!

というほど、十分に着まわしている。









この時もすでに風邪気味だった長女は、

ここから数日間、友人たちと会い続けて、


そして95歳になる父の友人を訪ねようとした日に、

念の為に熱を測ってみると、

微熱があることが判明。


うーん、これはきつい。



私と次女だけ訪問して、

長女は自宅待機とした。


その日、熱は38度近くまで上がり、

解熱剤を使い、

水分をたくさん摂らせて安静にさせた。



イタリア、オランダへ向けての出発まであと三日、

という時点での不測の事態。



私はもちろん、動揺したけれど、

熱が上がらないことを願って、


できることを

淡々とこなす。


出発へ向けて、

足りない物を買い足し、

そして荷造りをどんどん進める。


騒いで、悲嘆に暮れたところで

状況は何も変わらない。


熱が下がらないという最悪の事態が起きた時、

どう動くか?

だけ

心の片隅に置いておいて、


あとは、回復すると信じて動く。



長女が休んでいる中、

次女は友人一家と花火大会に行き、

バーベキューを楽しむ。


私は、翌日の移動に向けて荷造りの最終段階に励む。


淡々と。




そして、家を空ける当日、

長女の熱は平熱に戻っていた。


しかし、最終日も熱がぶり返すことを考えると、

長女の荷造りも私がしようか?

と考えたが、


本人の意思を尋ねると


自分できるということだった。


あまり急かさず、

昼まで寝させて、


その間私と次女は、最後のお墓参りに行き、

洗濯と、


家の掃除に取り掛かる。



今年は、長女の発熱という不測の事態が起きたので、


掃除もできることをできるところまで!

と、

完璧主義からは程遠いものになったが、


それでもできる限り、しっかりとこなし、ホテルへと移動したかった。


キッチン周りは次女が手伝ってくれて、

思いのほか助かった。


私は年々年をとって、

昔よりもパワー不足になりつつあるが、


反面、子どもたちはしっかりしてきて

なんでも手伝ってくれるようになってきている。


ありがたいことである。


預け入れスーツケース計5個と手荷物を

皆生ホテルに、車で二往復して運び、


友人たちとの最後の晩餐に

滑り込みセーフで


その日のなすべきことが完了した。



部屋で寝ていても良かったのだが、

参加したいという長女の強固な思いを尊重する。


長女が加わった日本滞在最終週は、

こうして、てんやわんやで過ぎ去ったのだが、


これもきっと、いつの日か懐かしく思い出されるのだろう。



しかし、よくやった私‼️

と褒めてやりたい思いのラスト三日間だった。



この度の帰国時にお会いできた皆さま、

たくさんのパワーを

ありがとうございました😊


そしてまた、次回、

お目にかかる日をたのしみにしております。




話題が、あちこちに飛ぶ、今日のブログに最後までお付き合い下さり、

ありがとうございました。




フィオル ダ フィオーレ リング ブレス 925シルバー ペリドット アメジスト




日々のフィレンツェの光や時間の中で、ひとつひとつ手作業で制作しています。


現在ご案内できる作品や、オーダーについてのご質問は

下記リンクよりお気軽にどうぞ。


▶︎公式HP VersiColori 

▶︎ Instagram (DMも開放しています。)