次女の学校の前で待ち合わせ。
毎月一度の歯科矯正器具チェックの日。
いつもは主人の担当だったが、
この日は仕事の都合がつかず、
代わりに私が次女を歯医者へ連れて行くことになった。
日本の皆さま
おはようございます。
いつもはフィレンツェの街を
自転車で大急ぎで駆け抜けている私だが、
徒歩で歴史地区を歩くと、見える景色が違う。
ドゥオモを仰ぎ見、
春夏仕様のウィンドウを眺めながら、歩く。
街を通り過ぎるスピードが異なると
目に入ってくるものも違ってくる。
ああ、ここにこんなお店ができたんだな!
と、いつもは見落としていた発見があり新鮮である。
高級ブランドがひしめくトルナボーニ通りを通り、
トリニタ橋を渡ったところに
次女の通う高校はある。
橋の袂で待ち合わせ。
少し早く着いたので、
ちゃっかり写真撮影。
昨日のInstagramストーリーズの手は、職人仕事で
荒れに荒れている私の手でした。
ハートリングの横の薬指につけている3つのリングは、
一番下が今はなきアレッサンドロのIDRUSマリッジリング。
その上に重ねているのは、ギルランダリングタイプB。
自分用に9Kイエローゴールドとダイヤモンドで作った。
つけっぱなしで外さないので、9Kが良い感じにアンティーク調になってきて
味を出している。
18Kのマリッジリングはピカピカのまま。
この対比が面白い。
そして、それらのリングの紛失予防のために
一番上にオンダのシルバーリングをストッパーに使用している。
この三つのリングはテニスをする時にも、そのままである。
バックハンドは両手打ちだが、
左手薬指のリングたちの存在はプレイに全く響かない。
大人のリングコーディネートに、
空飛ぶハートリングで、
少しだけ甘さを加える。
自己主張し過ぎず、
でも、
あれ、なんか素敵!
と自分も気分が上に向き、
他の人の目にもとまる。
日常に彩りを添える作品を生み出すのが
私の目標なので、
今年の新作も
中々良い感じである。
さてさて、肩が壊れるほど重い
リュックを背負った次女と落ち合い、
まるで夏を思わせるような暑さの
フィレンツェの街を歩く。
とはいえ、家の中はひんやりしているので、
ジャケットを着て、
もしものためのカーディガンも持参した。
結局ジャケットもカーディガンも必要なかったが…
「ジェラート食べたいね。」
と言いながら、次女と肩を並べて歩く。
まずは、ミッションである歯科検診に
時間通り行き、
それが終わってからのご褒美。
次女は子供の頃からの鉄板組み合わせ、苺とチョコ。
私は抹茶味を見つけたので、抹茶とマンゴー。
変な組合せになった。
抹茶は日本人の感覚からすると
やっぱり薄い。
もっと濃くても良いのになぁ!
と、セレクトミスを悔いる。
同じグリーンカラーの
ピスタチオにしておけば良かった。
次女とアイスを食べながら、
「なんか久しぶりに、ジェラート屋でジェラート食べるね!」
とつぶやく。
寒い時は、ジェラートを食べる気が起きないし、
閉まっているジェラート屋もある。
暑くなると、歩いていてもジェラートが食べたくなる。
カフェよりもジェラート!みたいな感覚は
イタリアに来るまで私の中にはなかった。
夏の足音を感じるとともに、
勉強が忙しくなった次女と、
ジェラートを食べに出かける時間さえもなくなったのだな
と自覚する。
昔は、制作に追われてどこにも連れていけない日でも
お散歩がてらジェラートを食べに連れ出した。
あの頃は、私に時間がなかった。
今は、その次女を連れ出そうとしても、
「時間がないから、今日はやめておく。」
と言われる。
毎日、公園に連れて行って
週末はどうやって楽しませようか?
と考えて、制作との両立に頭を悩ませていた日々は、
あっという間に終わって行った。
渦中にいたときは
永遠に続くように思われたのに。
同じ日なんて、どこにもない。
唯一無二の
今日という一日。
久しぶりに次女とジェラートを食べながら、
今という時間も、しっかりと味わう。
日々のフィレンツェの光や時間の中で、ひとつひとつ手作業で制作しています。
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