フィレンツェで手術。無事終了‼️ | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


おはようございます。



フィレンツェ大学病院、カレッジでの手術も終わり、家に帰れる日を待っているところです。


皆様からは励ましの言葉などいただき、大変心強かったです。

ありがとうございます♪

無事手術終了、日に日に回復しております!




フィレンツェでは3回目の手術、と言っても、

帝王切開、虫垂炎、そして今回の耳の下の腫瘍を摘出と

どれも深刻なものではないけれど、


今回の手術が顔の近くということもあって、一番神経を使うものだったと思う。




3回ともそれぞれ異なる病院での手術で、今回初めてフィレンツェ大学病院での手術となった。


通された部屋は二人部屋でテレビもそれぞれ画面が一台ずつついていて、シャワー付きのトイレがあり、まずまず快適そでほっとした。



 (病室からの眺め)



6人部屋などだったら嫌だなぁと思っていたが、

それは遠い昔、長女を妊娠している時に調子が悪くなり、他の病院に入院した時だった。




イタリアの病院にも、


郷に入っては郷に従えで


少しずつ耐性がついて来ている私。


いつも思うのだが、

他の人との間仕切りのカーテンがあれば、着替える時も、眠る時も、診察の時も同室の人に、気兼ねがなくいられるのだが、

それは、この国では求められないようである。



とは言え、施設も医療技術も、日本に負けず劣らず、と言っても言い過ぎではないくらいで、


こうして、とんとんと手術までたどり着いているので、感謝の気持ちしかない。




同室のシニョーラは、とても気の良い人で、高校教師だった。

私より前に入室していたのだが、


なぜか手術室には私が先に呼ばれる。


執刀医が異なっていたようだ。


私は彼女の後に呼ばれるだろうと思っていたので、面食らって大急ぎで着替える。


今までの手術は眼鏡をとるのは最後の最後だったのに、ここでは病室に眼鏡を置いていくことになり、道中や手術室の様子が、ぼんやりとしか見られなかったのが、少々残念。


同室のシニョーラが後で語っていたのは、


近未来的なあちこち動く装置が壁や天井に使用されていて、驚きと、恐怖に襲われたということだった。



しかし、イタリアではどこでまでも、おしゃべりの声は続き、静かな空間は本当に稀である。


看護師さんたちもずっと喋っているし、

手術準備室でも、皆があれこれと話しかけて来る。


日本好きな看護師が二人いて、アニメの話などにも詳しくて驚く。


そうこうしているうちに、最初に

「ちょっとリラックスする薬を使うわね。」

と言われたので、


「麻酔ですか?」

と尋ねると、


「まだまだ」

と言われる。


以前の病院では、麻酔を投与されてから、中々効かなかったので、本当に眠れるのかな?と不安になったが、

今回は、

このリラックスの後から、ぼんやりして、その後記憶なし。


次の記憶は入院病室のベッドに移される時に


「終わったよ。ベッドに移れる?」


と言われて、


私の中では、ほんの一瞬で全てが終わっていたことに気づく。


手術は予定よりも長引いたということだった。




入院病室には同室のシニョーラの姿があった。彼女はまだ手術室に向かっていないということで、


「ずっと待っているとは、何てこった!」

と思う。


手術前の時間が長ければ長いほど、重い気分が続くのは、体験者ということもあり、重々承知している。


早く順番が来るよう祈っていると、手術が終わった私のもとに主人が呼ばれて、少し話しているうちに彼女の番となった。



「In Bocca a lupo! イン ボッカ ア ルーポ!」と

私が送り出された時と同じように、彼女に同じ言葉を投げる。


これは、直訳すると狼の口の中!ということになるが、幸運を祈る!という意味。


これに返す言葉は


「Crepi! クレーピ!」

狼をやっつけるぞ、お腹を破って出て来るぞ!という感じ。


彼女を送り出し、少しだけ主人と話す。


目が覚めていても、麻酔や色々な薬の影響でアドレナリンいっぱいで、かなりお喋りになっていたと思う。


以前、帝王切開をした時に、

「痛み止めはいる?」

と効かれた時に、


どこまで痛くなるのかな?今全然大丈夫だけど?などと思い、


「いりません。」

と言って後から、ひどい痛みが襲って来て、苦しんだという馬鹿な一件があるので、

今回も早め早めに痛み止めはもらうことにする。


そして夜眠れないと、治るものも治らないので睡眠薬もお願いする。


イタリアの病院は夜でも賑やかなので物音ですぐ目が覚めてしまう私にとっては必須である。



普通の時には何の薬も飲まない私であるが、幾度か病院で夜を過ごして学んだことである。


救急病院に入って一晩留め置かれた時は、入院病室ではなく、救急病棟の奥の簡易ベッドで寝かされた。

その時は一晩中、人の出入りと看護師たちの喋りで、一睡もできなかった。

イヤフォンで、小説を聞いていたにも関わらず。


なので今回の入院には、イヤフォンも二つ用意して、充電が切れた時にも対応できるようにして来た。耳栓も持って来た。


前日までテニスをしてママ友たちとブランチに興じていた能天気な私であるが、今回の入院準備はまずまずちゃんとできていたようである。


朝7時半に病院いついてドキドキしながら手術を待った長い長い一日は、こうして無事に過ぎて行った。


執刀医のマッジョーレ先生をはじめ関わってくださった全ての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。


ありがとうございました。




それでは、皆様今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪




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