小泉八雲ゆかりの松江ゴーストツアー | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

皆様


おはようございます。


昨日のブログはラフカディオ ハーン(小泉八雲)のゴーストツアーの待ち合わせ場所に向かう!


というところで、終わっていた。





今日はそちらの続き。



松江城を下から見上げながら集合して、懐中電灯を渡される。

はじめはこれくらいの空だったのが、徐々に日が落ちていき、黄昏時を過ぎ、暗くなっていくと

灯りのないお寺の中は、歩きにくくなる。

そして、怖さもじんわりと広がっていく。



一番初めはギリギリ井戸のお話の場所へ。


松江城の石垣を作る際、度重なる災難が重なり、人柱を立てることとなった。


その頃開かれていた盆踊りで、一番美しく、一番踊りの上手い

お鶴と呼ばれる少女に白羽の矢が立つ。


お鶴が人柱として捧げられたことで無事、石垣は完成するが、天守閣にお鶴の幽霊が出るようになる。


この幽霊を沈める城主とのやりとりが面白い。


「この城はわらわのものじゃ。」

と幽霊が言うと


それを受け止めて一度は帰り、次に宍道湖のコノシロをたくさん持って天守に赴く。


お鶴の幽霊は

「この城(コノシロ)はわらわのものじゃ。」

と喜び、

この後から天守には出てこなくなったという。


語り部さんは、

「お鶴さんも、ここから解放されたかったでしょうね。」

とおっしゃり、聴衆もしんみりとした心地になった。

(小泉八雲著作は「知られぬ日本の面影」)


また松江の一部の地域では、今でも盆踊りをしないところもあるという。



このような感じで、松江城近辺の5箇所を巡り、都度歴史的背景と、そこに伝わる怪談が語られる。


こちらは松江藩主、松平治郷(不昧公)のお抱え力士として仕えた雷電という力士の碑。手型が残っている。




こちらは、夜な夜な歩く大亀伝説の由来の場所。




「耳なし芳一」など、誰もが知っているお話も、薄暗くなったお寺の敷地内で語られると、


「芳一〜芳一〜」

と平家の亡霊が芳一を探すシーンなど、声が風と共にこだましているように聞こえ、みなビクッとする。




そして私が一番聞きたかったお話が、「水飴を買いに行く幽霊の話(子育て幽霊)」

(小泉八雲の著作は「日本拾遺」)


ブログでも幾度か触れたかもしれないが、子供の頃、寝かしつけてもらうときに何度も聞かされ、自分でもリクエストをしていたお話。

しかも、語ってくれていたのは、なんと父。

旅館の女将さんである母は夜の8時9時は忙しく、

その代わりに父親がお話を語って聞かせてくれていた。


怪談で寝つけさせる親もびっくりだが、それを気にいる私も、きっと変わった子だったのだろう。


これを待ち侘びていたのだが、一向に出てこないので、


「もしや、今夜はなしなのでは?と少々寂しい思いになっていたところ、ゴーストツアーのとりは、やはりこの話だった。

大雄寺で語られた。


簡単なあらすじは、こんな感じ。


白く痩せこけた女が、飴屋の元に毎日夕方遅くにやって来るようになった。粗末なお椀に少しだけの水飴を買って行く。

その様子が気になった飴屋はある晩女の後を追って行くと、女の姿はお寺の中ですっと消えたので、びっくり仰天。


その翌日、今度は女が、ついて来て欲しいというように手招きをするので、今度は近所の人も連れて一緒について行く。

するとやはり女はお寺に入っていき、そしてお墓の辺りを指さしてですっと消えた。


皆は腰を抜かすほどびっくりしたが、その墓には息をしている赤ん坊と先ほどの女の屍があったという。

出産前に死んだと思って葬られた母親が墓の中で息があるうちに子を産み落とし、その後は幽霊になってまでも子供を育てようとしたのであった。



バリエーションは色々あるが、今回語って下さったのは上のような内容だった。


その当時お乳の出ないお母さんは水飴をお乳の代わりにすることがあったという。


語り部さんは女性の方で、恐ろしさを誇張するような語り口ではなく、淡々と語られる様子が逆に感情を揺さぶる。


子育て幽霊をラストに聞けて、なんだか感無量な私だった。





怖いな?

と思ったのは、最後の解散の時に、ガイドさんからお清めの塩が皆に配られたこと。


やっぱりついて来たりするのかな?


家に入る前ではなく、松江から米子へと向かう車に乗る前に、ぱっぱと塩を投げかける。


そしてもう一つ。

松江城から月照寺への移動はタクシーで行われたのだが、その時の運転手さんが変わった方で、生年月日の曜日を当てるのが得意だという。

皆がそれぞれ自分の誕生日を言ったのだが、まずは今年の誕生日の曜日が4人全部大当たり。


そして2年後の2027年も全員分大当たり。


タクシーの中は、なんでなんで?で大盛り上がり。


きっと何か種があるのかもしれないが、ちょっと変わった運転手さんだったので、何か持っているのやもしれません。



解散後、友人たちとうどんでお腹を満たし、それぞれが米子まで車を飛ばして、帰途に着く。


イベントとゴーストツアーの長い長い一日は、汗と冷や汗をかきつつ、こうして締めくくられた



それでは、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました♪



🔹今年最後の松江イベントでも悩まれていたお客様もいらっしゃいました!

9月第一週までに、ご連絡いただければ、発送承れますので、最後の最後に、


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それでは、今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪




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