またしてもやって来たもやもやが続く日々からの脱出方法 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


おはようございます。


今週は、気持ちが上がったり、下がったりする自分への対応が、ちょっと大変な日々を過ごす。


火曜日の恒例、カッシーネ公園の青空市は、雨空市となり、

雨に降られ、

次女と向かった日本語教室へ行く途中にも再度濡れ、


選択がことごとく外れる日だった。




でも、これ自分でも分かっていた。


自分の中のイライラやもやもやをうまく扱えていなかった。


外の世界は内面の投影と言われるけれど、

まさに心の嵐が、そのまま外にあらわれて、自分を痛めつけた感じだった。


主人の言葉にも、即反応(しかも悪い方に!)

と、とにかく自分が巻き起こしていることが自分自身でもよく分かっていた。


分かっていても、立て直しが難しい時もある。




なんだか、何もかもが嫌になる時、皆さんもありませんか?


その時の自分の脳内トークを観察してみると、


「なんでこんなにここ汚れているんだろう。いやだなぁ。」


「なんで家ってこんなに物が多いんだろう。いやだなぁ。」


「絶対ありがとうっていう言葉を待っているよね。自分からは言わないもんね。」

などなど、


無茶苦茶ひねくれ者のいやなやつである。


人間失格ではないけれど、

自分自身にも嫌気がさして、最後は悲しくなってくる。


これって、完全に鬱ですよね。


ここを抜け出すのに、やはりオーディオブックに頼る。



この一番最初の本は、手元にあり、やはりぐっと落ち込んだ時などに、お風呂に浸かりながら何度も読んだ。


こちらのNo.2をオーディオブックで見つけたので、

自転車に乗りながら、

彫金作業をしながら、聞く。


No.3や4もあるみたいで、まだまだこれからもお世話になれそうだ。



少しずつ少しずつ回復して行く。


とりあえず、今できること。


微笑みを浮かべること、

自転車に乗りながら。


これでも結構効果あり。


通り過ぎる人々の表情も緩むのが分かる。




自分がしてもらいたいことを、人に対してしてあげること。


これも何百回と読んだり聞いたりしていても、中々体現できていない。


これをやろうとする頃は、かなり元気になっている時である。


そしてちょっと取り組んで、またすぐに忘れてしまうから習慣にならない。

これが習慣になっていたら最強だし、

恐らくそういう人の周りはハッピーオーラで包まれているのだろうなぁ。


最初の鬱っぽい心持ちの時は、

こういう人と接したりすると、


なんでそんなに良い人なのよ!

と偽善者に思えたりして、


そしてそんなふうに斜めから見ることしかできない自分に、またまた落ち込む。


自分のダークゾーンを見る日が続くと、やたらめったら人のせいにしている。


まずは、こんな性格になったのは、

育った家族環境のせい。


きつい性格になったのは、やはりそういうことをいっぱい親に言われたり、

そういう風景を見続けて来たから。


そして満足いかないのは主人や、イタリアのせい🇮🇹

などなど。


本当は、自分のせい以外の何物でもないのにね。


外国に住んでいることの多少の利点は、


そうここに勝手にやって来たのは私だから、

私の責任だ!

とすぐに気づくこと。


そこに気づくと、多くを他に求めない。


親のせいは、一番多いのだろうが、最も自己憐憫に陥る。


かわいそうなのは誰?

いやいや、かわいそうにしているのは、一体誰?


自分なのだ。


自分が自分をかわいそうだと思っていることこそ、


自分が自分を奴隷にしていることになる。



オーディオブックを聞き進めるうちに目が開く。


ああ、自己憐憫の場所からとりあえず遠のこう。




あれこれ思考するよりも、行動しよう!


先の自転車に乗って、行った先はどこかというと、フィレンツェのお隣のバーニョ ア リーポリ市にあるメッキ工場。




緑の間を抜け、雨上がりの日差しを受けると、心地良さに少しずつ硬い心がとけていく。



すれ違うイタリア人たちの服装や表情を観察していると、これまた表情豊かで元気をいただけた。


この後、石留め職人の工房に立ち寄った時には、

イライラもやもやの自分は、どこかに消えていた。


お願いしていたゴールドペンダントトップを受け取って、その後、日本人の友人のお店に足をのばす。


バッグ屋さんなのだが、彼女は手を休めて、向かいのカフェでお茶をしようと言ってくれた。


今後の仕事へのアドバイスをもらい、

どんどん前進している友人を眩しく眺めた。


まだ完全に心が整っていない私は、友人への羨望で、またしても凹みかけた。


が、

人は人、

私は私。


それぞれの道をそれぞれのスピード行くべし。


そして今の自分の目標を、頭の中で認識する。






ロンドンブルートパーズが美しく入ったペンダントトップに、最後の絹地加工の彫りを進めて行く頃には、


元気な私に戻っていた。



前向きに考える努力も大切だが、

もやもやを晴らすのには、

やはり行動が一番。


動くことで見えてくる風景がある。


今のぬくぬくとした制作環境から抜け出して、外へ出ることが億劫になるのは、

仕方のないこと。


しかし、コンフォートゾーンから出ての行動が、これからにつながって行く。


まだまだ野望があるのだから、毎日、いつもと違う行動をプラスアルファしたい。


こうして今日のブログを、かなり前向きな言葉でしめることができ、嬉しく思う。



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今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました♪



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