火曜青空市と滞在許可証の話 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


おはようございます。


月曜日に引き続き、火曜日も盛りだくさんの一日となる。


朝一にカッシーネ公園の青空市へ繰り出す。


新鮮でお安い野菜や果物を、久しぶりにたっぷりと買い込む意気込みいっぱいで出かけたはいいが、

自転車の鍵(チェーンタイプ)を一つ忘れて出たことに到着してから気づく。


ここのところ次女が一人でテニスレッスンに自転車で向かうようになったので、自転車の鍵を共用していた。


いつもはチェーンタイプの鍵を二つかけるのだが、既に自転車泥棒がペンチで切ろうとチャレンジした跡のある鍵しか持ち合わせておらず、焦る。


うーん

どうしようか?


このまま押したまま青空市を見る?


いやいや、人ごみを自転車押して、買い物は迷惑だ。




とりあえず不安はありつつも、その切り込みのある鍵をかけて、市場へ向かう。


いつもの八百屋二軒の整理券をとってから、金物屋のような屋台を探し、自転車の鍵はないかと尋ねると、

簡単に手に入った。


しかも自転車屋の半値くらいの価格で!


即座に自転車に戻り、その鍵を取り付け、再び屋台をぶらぶらと見てまわる。


久しぶりの青空市場は、明け方降った雨を感じさせないほど青い空が広がり、気持ちの良い一日の予感を掻き立てる。


あちこち見て、お馴染みの八百屋の屋台に戻ると一軒目は私の番号ぴったりだったので、さくっと桃や玉ねぎじゃがいも、茄子を買う。

もう一軒は、まだまだ順番がまわってきそうも無かったので、再びうろうろして、

とうもろこしや、いちじくを物色する。


友人とカッシーネ公園から程近いカフェで10時半に待ち合わせしていたのだが、10時過ぎても、中々順番がまわってこないので、少々焦りだす。


が、結局ギリギリ間に合う時間に買い終わることができたので、全て予定通り。


念の為に余分にとっていた整理券は、後からやってきたテニスコーチ、アルフォンソのためにも役立ち、にんまり。


そして今日、この八百屋のおじさんたちともアルフォンソは仲良しであることが判明する。

名前で呼び合っていたのでびっくりしたが、

この人、本当にどこまででも人の心にするりと入り込み術を持つ!

と感じ入る。


決して可愛げがあるタイプではなく、その反対なのだが。


いわゆる良い人よりも


アクが強いけれど面白いタイプに人は惹かれる。


そんな感じだろうか?


青空市場でのひとときは、そんなこんなでなかなか密度の濃い時間だったが、約束のある私は、大急ぎでコーチに


また明日〜

と挨拶をして、その場を立ち去った。



その後、会ったのは、フィレンツェでオリーブオイルを作っているYUKIさん。


彼女のブログはこちら。





今年の日本でのイベントや個展で、YUKIさんのオリーブオイルは大好評だった。


帰国前にオリーブオイルを受け取った時以来なので、お互い、またもや四方山話に花が咲く。


滞在許可証更新が以前よりも時間がかかっているという話から、


海外がもっと身近になると思いきや、

コロナ後から、どんどん大変になっていっていることへの不安をお互いが感じていることを確認する。


ドイツ乗り換え時は、以前から他の国での乗り換えよりもチェックが厳しかったのだが、ここのところは一層厳しくなっているようだ。


移民に対して好意的ではないのは、イタリア政権も同様だが、


滞在許可証更新時に乗り換えで提示するものがない場合、他のヨーロッパの国への立ち入りができない可能性があるので、乗り換え地がローマやミラノである便を予約する人が多いと言う。


これも初耳だった。


今までは、現在滞在許可書更新中であると分かる何らかの書類提示(或いは以前の許可証)があれば、乗り換えはユーロ圏で問題なかったはずなのに、

許可証発行地のイタリアでのみ乗り換えが可能なのが事実であれば、愕然としてしまう。


許可書が手に入っていない期間は、イタリア国外への旅行もできないこととなる。


もしかすると、これは、最悪の状況を想定しての安全策と言えるのかもしれないが、

やはりわれらが日本人気質を考慮すると、致し方ないと思ってしまう。



無理はせず、許可書が手に入るまではじっとしておこう!と。





良いことも、悪いことも同じくらい起きている。


悲観することばかりに一日を費やすのは、なんとも馬鹿馬鹿しい。


今という瞬間を味わい尽くしてこそ、素晴らしい未来が

今という現実に転じてやってくる。




上のカプチーノ、カフェのお兄さんの一言。


「おお、すごいアートができた。タコです〜オクトパス!」と。(これを作ってない人。)


「え、これ花でしょう。」

と私。


作ってくれた人は


「うん、花だよ。」

と。


ボケてくれてありがとう。


どうのこうの言っても、やっぱりイタリア人は憎めない人が多い。


アホだと言ってしまえば、それまでですが!



これを切り替え材料とする私の方が、アホかもしれないが、


起こっていないことに心を占領されることほど、時間の浪費以外の何ものでもない。


最悪の状態を想定しつつ、対処法を考えて用意したら、あとは今に生きるべし。



クリーヴィ 広幅リング 925シルバー ジルコニア 絹地加工



今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました♪



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