個展後の自分を満たす充足の時間 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

皆様


こんにちは。


10周年個展の後、少し時間が経ってしまいましたが、米子生活を満喫中です。




個展二日目には、東京イベントにも来てくださった友人が、はるばる静岡から足を運んでくださり、彼女とともに、

個展後の食事は、やはり食べたいものを!

ということで焼肉へ直行。

行った焼肉屋さんは皆生にある牛松


ここに来るのは二度目ですが、お肉は柔らかくて最高〜

ビールが進む。





次女、おいしくて感動の変顔‼️


今回ものすごい勢いでお肉を注文したら、ちょっと多すぎ状態に陥り、後半大人のわれわれが、かなりがんばって完食させました。



さて翌日は、

梅雨らしい雨模様の中、お隣島根県にある島根県立美術館


へ足を伸ばす。


こちらで

『アンアン』『ポパイ』のデザイン 新谷雅弘の仕事
が企画展で行われていたので、

なんとも懐かしく、見入る。

私は雑誌「オリーブ」が大好きだったので、こちらに触れただけで、気分は高校生に逆戻り。

今でこそ、素人もパソコン一つで、色々なレイアウトができ、DMや名刺なども自分で作れてしまう時代だが、手作業で雑誌を作り上げていた一時代の、
そのページに要したであろう時間と、情熱を垣間見るにつけ、じんわりとなる。

効率重視の便利になった今という時代がなくした、
出来上がったもの、作り上げたものに対する愛着をずっしりと感じる。

作る側も、時間をかけ、そして読む側も時間をかけ、
「たかが雑誌、されど雑誌!」

そんな思いで、大切に、何度も読んだことを記憶している。

他の雑誌は、すぐに捨てられても、
「オリーブ」だけは、保管していた。

あの頃、憧れていたパリやヨーロッパ文化の中に、今暮らすことができているのは、
パリジェンヌのおしゃれの仕方や、インテリアなどが魅力的に語られていた「オリーブ」の影響もあるのかもしれない。



そんなふうに、企画展を楽しみ、美術館のミュージアムショップでは、レトロな雰囲気を醸す筆記用具たちに魅せられ、








思わず、子供たちにお土産を買ってしまう。


素敵なものたちに出会った時には、その瞬間を逃さないことが大切ですね。


さて久しぶりに、この美術館の中のレストランでランチをいただく。


昔は母と連れ立ってこの美術館まで足を伸ばし、見たばかりの展示について、あれこれ話しながら美味しいものをいただいた。


亡くなって一年も経たないと

母と一緒に過ごした思い出の場所に佇むだけで、


色々なことが一気に蘇る。


地元に帰ると、そういう場所が多いので、

楽しみながらも、


時折、物思いに耽る。







こちらの美術館の2階は常設展だが、コレクションを変えての展示なので、いつ行っても全く同じというわけではない。



北斎 分福茶釜


北斎 雲龍図


北斎や広重の版画が展示してある部屋では、東海道五十三次などの有名作品は常に見ることができるが、上のようなものにもお目にかかることができる。



北斎が描いた怪談の挿絵や


花や虫鳥などを観察してさらりと描いたデザイン帳のようなもの


にも出会えた。


そして他の部屋で、私の好きな版画家、山本蓉子


のエッチングにもお目にかかる。



パイナップル


久しぶりに、日本の美術館をじっくりと見てまわり、


心が満たされる。


文学、音楽、美術、

私の場合それプラススポーツ。

これらが好きなものたち。


ここのところ、ご無沙汰だった好きなものに中の美術に、触れることで、

心と身体のバランスが整うような気がした。


若い時のように、あれもこれもと好奇心に流されて、がむしゃらに吸収していた頃からすると、


もう良いわ、これはしなくても!

とやることが少なくなって来ている。


それはそれで、暮らしがシンプルになって、生きやすい

と感じるが、


こうして、自分の暮らしに足りなかったことや物に気づくことも


また、面白い。


私にとっては、感性を磨く時間が大切だということ。


人にとって元気の素は人それぞれ。


自分が元気になることを、しっかりと暮らしの中に組み込んでいきたいものです。





ギルランダ 短冊ペンダント 925シルバー ジルコニア



本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪


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