悲しみに埋もれずに祈ること | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


おはようございます。



今日も制作は快調に進み、


彫金作業の合間の気分転換にこのブログを書いています。


大好きな作品作り、テニス🎾

と毎日、ハッピー、能天気のように皆さん思われていることでしょう。


しかし、アラフィフという微妙な年齢は、


身辺に人生の濃淡が訪れる頃合い。


いつもいつも能天気ではいられません。





それは、昨年末に、日本で過ごした一ヶ月半など、


大切な人に、確実に訪れる死を待っている時間を体験したとき。


あの胃がキリキリするような時間を、

世界中の何割かの人々が、同じ時間に経験しているのか?と慮りながら過ごし、


気持ちを強く持とうと努めた。



その時は母を見送ったのだが、

ああいう時間で、人は成長するとともに


また蝕まれて行くのかな?

と感じる。


大切な人を失ったことへのストレスは、非常に大きいらしい。


私自身、その後胃腸を壊すことが多くなった。


その都度、人並みに悲しみがストレスになったのだな?

と観察する。



母の死後に、

また悲しい訃報が日本から飛び込み、


落胆する。


母との苦しい時期にメッセージで励ましてくれた方の死だったので、


こたえた。


が、ブログで気持ちをぶちまけることはなく、淡々と過ごす。


ありがたいことに、家族や猫にかまけているうちに、暗い闇から離れることができた。

一見、逃げのように思われるが、その気持ちにどっぷり浸かることが、その方にとっての鎮魂にはならぬだろう。


そして今、また大切な人が、ここイタリアで苦しんでいる。


今までずっとそうであったように、気丈で、全く何事もないように振る舞っているのだが、

明らかに弱ってきているのが、手に取るように分かる。


私は何ができるだろう?


何もできない。無力である。


自分からできることは、

「手伝うことがあれば何でも言って!」

と言うことと、


朝晩、祈りをあげることだけ。


たくさんの人の祈りが、病状の回復を促すと言う科学的データがあるというから、驚きだ。


ダンテの「神曲」

の中では、現世の人が

亡くなった人のことを祈ってあげることで、煉獄にいる人が、天国に昇華される。



主人も祈っている。

私も祈る。


ご家族や、身近な人々は、先にあげた私と同様な心持ちで過ごしていらっしゃるのかもしれない。

彼らもまた祈っていることだろう。


この祈りが、天に通じて、奇跡が起こりますように。


そして、私たちは自分自身の人生をしっかりと今日も生きる。


この肉体と心に感謝しながら。



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両日とも、作家在店しておりますので、是非遊びにいらして下さい。



本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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