皆さん おはようございます。
私はフィレンツェではなく、日本で過ごし始めて一週間以上経ちました。
母の施設に通ってできるだけそばにいて、
連れて来た長女があと数日で帰るので、
それ以外の時間は
一緒にできることを楽しむ。
そして食べたいものを食べる。
夏の帰省中に食べ忘れたタコ焼き。
そしておしゃれなラーメン屋さんにも!
こちらがんこラーメンKazen
は朝ラーというものも食べられるらしい。朝6時からラーメン‼️
日本ってすごいな。
何でも文化にしてしまう〜
朝活でなく朝ラー。
かぼすラーメン、苦味の柑橘系がほのかに香って美味しかった。
女子が好きそうなおしゃれなラーメン屋さんでした。
また、こんな時だけれど、テニスをして身体を動かすと、ものすごく前向きになる。
昨年お世話になった私の母校でもある、米子東高校の同級生や先生に、ほんの少しの時間だけど、会うことができ、長女は大満足なようだ。
そして連休には横浜から姉が、京都から姪っ子が合流して、母の元で、賑やかに過ごす。
一日目の母は、異常に元気で、朗らかな表情と合いの手で、われわれの会話に母も加わっているようだった。
が、二日目は完全に眠りの淵の住人。
それでもちょっとしたら起きるかもしれないと、
皆で枕元で、音楽をかけてみる。
昔好きだったものや、懐かしいものとして、
パバロッティが歌うナポリ民謡やオペラに始まり、
温泉地特有の民謡なども検索する。
この辺りに伝わる
皆生小唄や、
貝殻節も
今では検索すると出て来る。
私も小さい頃には何百回となく宴会場から流れて来るこれらの唄を聞いたものである。
懐かしい。
そして歌詞を覚えているから、やっぱりすごい。
三つ子の魂百までである。
皆生小唄は野口雨情作詞だと今分かり、びっくり。意外に文化的ではないか❗️
それが宴会場で流れる時は、こんな感じだった。
銭太鼓という、ラップの芯のような筒形の入れ物の中にお金が詰まっている不思議な楽器ががあった。
それを女中さんたちが2本持って、畳の上に座って、節に合わせながら、くるくる回しては畳に打ちつける。
またくるりと回して打ちつける。
一列になって座って三味線と歌に合わせてシャンシャン銭太鼓が鳴る様子が、今でもリアルに思い出される。
今は化石と化したような、昭和半ばの宴会風景である。
懐かしい曲ではあるが、母にとってはあまり楽しい時代ではないのかもしれない。
そんな気持ちもよぎったが、記憶を遠くに残して来た彼女にとっては、もう楽しいも苦しいもないかもしれない。
どちらも同じ思い出として、頭の奥の暗い淵の中で、重なり合っているのかもしれない。
それが何らかの形で、響けば、儲けものである。
そんな思いでYouTubeに合わせて、姉と口ずさんだ。
母は、時折目をうっすらと開けていたので、
過去と現在を夢現の中で行ったり来たりしていたのかもしれない。
美しい女将さんだった。
自慢の母だった。
昔の写真にあるような
目の覚めるような美女は、ここにはいないけれど、
老いさらばえても、やっぱり綺麗な老人だなぁ。
温泉で磨かれた肌はツヤツヤだし、鼻は高く、私の憧れる高さ。冬の寒い時は、母の鼻だけ冷たくそしてほんの少し赤くなった。
どうでもよいが、低い私の鼻は、一向にそんなふうにはならない。
親はこうして、幾つになっても子供に教えてくれる。
いかに生きて、いかに終わりに向かっていくかを。
最後の最後まで教育を授けてくれているのだなぁと、
姉と共に感慨深く母を見つめていた。
今日も、皆さん、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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