花のある暮らし。
ここ一ヶ月ほど続いている。
長女が、部屋に花があると嬉しい!
と喜び、
その花が終わると、
「またお花買ってきてよ。一輪でいいから。」
と言うようになった。
もともとお花は好きだったのだが、
イタリアに来てからは、
時々お花を買う以外は、取り立てて花を欠かさない暮らしをしてはいなかった。
その昔、父が母を見そめた時、
花曜日と称して、毎週水曜日にお花を買って田圃道で、母が高校から帰るのを待って、贈っていたというなんともロマンティックな逸話については、かなり前にブログに書いた。
私は大学卒業後、家業である旅館業に従事していたのだが、館内のお花を生けることも私の仕事の一つだった。
各部屋には部屋の大きさに合わせて、花瓶の大きさも変えて、一輪挿しには葉物と椿一輪だけ。大きな花瓶には葉物と枝物そして花も数本入れる。
など、考えながら生けていくのが楽しかった。
玄関付近には、習っていた小原流の生け花を生ける。
大学時代は池坊だったので、流派はなんでも良かったのだが、我流以外の型も必要だった。
客室は二十室ほどあり、土曜日や、満室の時は大忙しだった。
お盆や連休などは、花の水かえや、花がえでバッタバタだったのを今でも懐かしく思い出す。
時間がないからと水切りするのを怠ると、あっという間に花はダメになっていく。
そんな昔を思い出しながら、こここのところ家に花があり、そして友人たちにも花を贈る日が続いている。
贈る時には、フラワーアレンジメント用のスポンジを器に入れて、好みに葉っぱと花を刺していく。
一度目は赤い薔薇とオレンジのチューリップ、そこに鉢植えのミモザの木から黄色い金平糖のような花をひとふさ切って入れる。
別の時は、フリージアとオレンジの薔薇。
シンプルな花材だけれど、自分で作るとお花屋さんでお願いするものとは一味違ったものが出来上がる気がする。
切花のブーケも良いが、これだと、あげた相手が面倒くさがりさんでも長持ちする。
そんな時、オーディオブックで、こちらに出会う。
なんてこともなしに聞き出したのだが、
なんだか読んでいてとても心地良かった。
そな中で著者が修行に行ったパリの花屋では、花を最後の最後まで使い切る、という部分にとても惹かれた。
最後の方は花の頭の部分だけ短く切って使ったり、花びらになっても散らしたり。
私は、たとえば、一週間前に買った花を新しく買ってきた花と一緒に生けることはなかった。
前の花は、だんだんとダメになっていっているので、一緒に生けると新しい方の花もダメになる
と思っていた。
この本に、花を長持ちさせるコツは、花の茎もバシャバシャ洗うこと。
そして花瓶はしっかりと洗剤をつけて洗って、ヌルヌルを取り除くことが肝心。
ハサミも同様に洗剤で洗う。
とあった。
水切りだけに注意していた私だったが、この忠告を実践したところ、
本当に花のもちが全然違う。
こちらは四日前に買った芍薬。
そしてこちらは、誕生日に長女からもらった薔薇の一部。
かなり色褪せてきてはいるが、二週間前のお花である。昨日まで上の芍薬と一緒にしていたが、今日は首をかなり短くして、食卓においた。
今まで、くたびれ気味のお花はさっさと捨てていたのだが、こうして茎を洗って、最後の最後まで使うという方法がとても気に入った。
そしてこの本の後半の、どういう時にどんな花を飾るのが良いか?という部分は何度も読み返して(聞き返して)実践していきたい。
これからは花屋をのぞくのが楽しみの一つとなって来た。
友人に会う時も、先のようなアレンジメントも良いが、
その人を考えて一輪だけ贈るのも素敵だなぁ
と思い始めている。
ちょっと元気がないなという時の花、
またはその人の好きな色の花、などなど、
本を参考にどんどんとお花をプレゼントしようと思う。
そしてこの著者、須王フローラ
という人が気になり、
この花占いを読んで、
ガツンとと来る。
スピ系の方であるが、どうしても惹かれてしまい、その後ポッドキャストを全て聞き続けるという事態に!
見た目も麗しく、耽美派の私にとっては、
やばいやばい
という感じ。
この美しい人に触発されて、花を飾る暮らしは、一層楽しくなりそうである。
本日は、このフィオル ダ フィオーレのアメジストが入ったペンダントトップに、最後の彫りをほどこす。
この、フィオル ダ フィオーレというネーミングは、ダンテの神曲の中にある、「花の中の花」という一説から選んだ。
その人にとっての、花の中の花のようなジュエリーを、花に囲まれた暮らしの中で、作り続けていきたいと思う。
フィオル ダ フィオーレ 2WAYペンダント 925シルバー 琥珀 ムーンストーン
それでは、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました🌸
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