カッシーネ公園近くのテニスクラブで、週末のダブルスを楽しんでいる私だが、
そのテニスクラブ併設のレストランで、
先日のトーナメントの打ち上げが行われた。
本来はクリスマス前の予定だったが、変更になり年明けとなった。
私が準決勝で敗退した相手であるアドリアーナ、
そして優勝者である日本人の友人、
リーグ戦のグループで一緒だった昨年の準優勝者、フランチェスカ、
リーグ戦で試合途中に、私のドロップショットで転んで捻挫をして棄権となったパトリツィア、
その他、数人の参加者とコーチたち。
十数名での打ち上げとなる。
参加予定だった数名が、結局不参加になったのは残念だったが、美味しいものとテニスの話で盛り上がる楽しい会となった。
私と友人は日本人、香港人、ポーランド人、アルゼンチン人、
と、
イタリア人かと思っていた人たちも、実は国籍が違ったりして、
中々、国際色豊かな打ち上げとなった。
プリモピアットを二品と、セコンドピアットをセレクト。
まずは、カチョ ア ぺぺ。
チーズと胡椒という意味のシンプルなパスタ。
この至ってシンプルなパスタを美味しく仕上げるのって、簡単じゃないよなぁ
と思いながら、舌鼓。
下のパスタはブロッコリーとアンチョビとペペロンチーノのパスタ。
辛さがなんとも言えず病みつきになる。
こちらのテニスクラブでランチをいただく時は、ほぼ100%カレッティエラの私だが、
こうやって味見をしたことで、次回はカチョ ア ぺぺにしようかな?
と美味しいものの選択肢が増えた気がする。
上のお肉のお皿は、アーティチョークとチーズとハムを挽き肉で包んで焼いたもの。
アーティチョーク好きだが、自分で作る料理はパスタかフライばかりなので、知らないレシピでいただくのは、とても新鮮。
ちょっとポルペットーネにも似ているなぁと感じる。
美味しいお料理と、テニスの話題で盛り上がる中、
Netflixのドキュメンタリー「ブレイクポイント」
の話になり、
コーチも他の人も、絶対に見るべきだ!
と熱く語り出す。
結局この楽しい会から家に帰った後、
ひっそりと一人で第一話を見る。
第一話は、あまり好きではないニック キリオスが主人公だった。
才能豊かな逸材だが、コートマナーの悪さで悪名高い彼。怒りで投げつけられ、ぐにゃぐにゃに曲がったヨネックスのラケットを一体幾度目にしたことだろう。
その行動の裏には、か細い心が隠れていた。
バランスを保つために、彼は暴言を吐き、暴れる。
他の選手とは全く異なり、年間に12週間ほどしかトーナメントに出ない。
この中で、
「パートタイマーのテニスプレーヤー」
とアンディ ロディックが言っていたが、まさにその通り。
もっと出ていれば、ランキングもずっと上のはずなのに、どうして全豪オープンと、その他のいくつかのトーナメントしか出ないのだろうか?と思っていた。
ただの怠け者のように思っていた私だが、
精神をまともに保とうとするための、彼の生き方なのかもしれないと、このドキュメンタリーを見て思った。
「あれだけの才能がありながら、もったいない。」
たくさんの人が思っていることだが、
才能がありすぎるからこそ、
テニスという孤独なスポーツを続けていくこと自体が、キリオスにとっては茨の道なのかもしれない。
ボルグは、絶頂期にあっという間に辞めてしまった。
勝ち続けていくこと。
過酷なツアーをこなして、世界中で戦い、いつも心を平静に保ち、トップでい続けることに
疲れてしまったのかもしれない。
だとすると、フェデラー、ナダル、ジョコビッチの心というのは、
もしかすると狂気と紙一重というくらい強靭なのかもしれない。
あれだけ長く、そして強い状態でプレーし続けていた(る)のだから。
嫌いなキリオスの話でもこれほど、心惹かれた私は、第二話のイタリア人、ベレッティーニに、そのままのめり込みそうになったところを、ぐっと堪える。
ここから先は、家族で見よう!と。
テニストーナメント打ち上げの会は、素敵な仲間たちと知り合うきっかけを与えてくれただけでなく、彼らからすすめられたドキュメンタリーで、またまた感動する数日が追加された。
第一話の後は、全豪オープン二回戦が始まる深夜1時となったので、
もれなく、イタリア人選手、ヤニック シナーの試合を見ながら床につく。
プレーはしていないが、今日もテニス三昧であることに🎾感謝である。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました![]()
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