日本到着時に横浜でお世話になった姉が、姪っ子と共に、母に会うためにやって来た。
彼女も三年ぶり、いやもしかするとそれ以上会っていないかもしれない。
PCR検査を受けたとしても、このコロナ感染が拡大する中、外からの面会しかできず、残念な帰省となると思っていたが、
もう一度母の入居している施設に、状況を話してみることにした。
最後の最後に、例外として食堂での面会が許可されることになる。
しかし大人数では難しいので、私と二人の子供たちはいつも通り、外から窓越しの面会ということになった。
それでも、姉は母と身近で話すことができることになり、私はこれまたありがたいことが起きたなぁと感じる。
諦めないで、ベストを尽くすと
意外な結果が待っている。
到着の日の朝、姉は元気そうな母と語らい、安堵の一息をつく。
姪っ子は自分のことを覚えていてくれたことに、涙を浮かべる。
そんなあれこれを眺めながら、
親子って
血縁って
時にいがみ合い
時に深い情愛を感じ
それらの感情の起伏が薄い家族もあれば
海山のような高低差がある激しい家族もある。
何が良いか、悪いかは関係なく
生まれ落ちた場所の因縁を、私たちは知らず知らずのうちに受け継いでいっている。
その後、父のお墓参りに行く。
帰省中、既に三回参っていたが、姉たちと賑やかに参ると、また父も更に喜んでいるような気がした。
姉妹が、あちこちに散らばっていても兄がしっかりと米子の地を守ってくれているので、われわれはこうして帰る場所があり、お墓も管理されていることを改めて感じ、
やっぱりここでも、感謝の気持ちが沸き起こる。
本当に好き勝手ばかりしている私なので、帰るところがなくなったとしても当たり前なのだが、こうして支えてくれている人々がいることを、心にしっかりと刻みつける。
お昼ご飯は、祖父がよく行っていて、母や父とも足を運んだ蕎麦屋、ひのき屋へ行く。
行列ができていて、コロナ禍でも繁盛している様子が嬉しかった。
蕎麦が見えないほど大きなイカ天が乗った三色蕎麦。下の段にはトロロ蕎麦、普通のわりご蕎麦が控えていて、ボリューミー。
さくさくのイカ天が懐かしい味だった。
その後わが家で、母の着物などを姉と少しだけ整理して、
姉たちは今晩の宿泊先の皆生ホテルへ、先に向かった。
海に行きたい!行きたい!と次女は騒いでいたので、
ビーチに繰り出す。
皆生温泉海遊ビーチと名付けられていて、昔の鄙びた海の家が、
なんだか素敵な空間になっていた。
ここから、次女の様子をチェックしながら、われわれは
ビールを飲んだり、かき氷を食べたりしながら涼む。
地ビールも色々あったし、食事もできる感じが、中々良いなぁ!
次女が波と戯れる中、姪っ子と共に語らいながら、和やかな時間は過ぎていく。
その後大急ぎで温泉に浸かり、兄がセッティングしてくれた家族の宴の場所へ向かう。
実家の海潮園
のはずだったが、
急遽、なる美に変わっていた。
私は帰省中二度目の、なる美である。
いつ来ても、ほっぺが落ちそうな魚介の数々満載の場所である。
岩牡蠣好きの長女は、ここでも目がお星様のようにキラリンと光っていた〜
さて家族での宴は、皆が酒豪なので、飲み過ぎ注意❗️
だったのだが、
やっぱり飲みすぎることに…
しかし、姉と兄のテンションがすごかったので、
「ママは酔っ払っていないと思っていた。」
と長女。
後から、私もかなり酔っていることに気づいたらしい。
そう、家族の中に入ると、いっきに控えめポジションになる私。
10才近く年が離れているということもあり、聞き役になっていることがほとんどだ。
私を知っている人からすれば笑えるかもしれないが、これ本当のこと。
ずっと前に
「オレオレ詐欺」
という言葉が、はやったけれど、
わが家は
「オレオレトーク」だなぁと密かに命名していた。
私にもこの性癖があるので、突っ走らないように気をつけている。
また家族の宴で飲みすぎると、最後は喧嘩で終わるというのが恒例だったが、
なんと珍しくこの晩は、最後まで朗らかに、皆酔い潰れていった。
皆が年を重ねていき、
病気をしたり、体力の衰えを感じたりしていくことで、
こうして集えていることが、いかに貴重なことかと身にしみる。
仲良く終わる家族の宴、これはわが家のあり方のささやかな変化だった気がする。
来年もこうして皆が元気で集えますように。
8/6〜8/11まで、ポートベロー米子店さんにて、
イタリアンジュエリーの手仕事を、作品を通じて感じていただけると思います。
コロナを吹き飛ばして、なりたい自分になるための一点を是非見つけてみて下さい。
皆様のお越しをお待ちしております。
●日時 8/6(土)ー8/11(木) 11時~19時
●場所 ポートベロー米子 米子市立町4-105-11 TEL 0859-31-2573
●イベント詳細のお問合せは、サイトhttp://versicolori.jimdo.com/のお問合せ欄よりお願いします。 フィレンツェの風を作品を通して感じていただけると嬉しいです。皆様のお越しをお待ちしております。
VersiColori
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