道理って一体なんだろう? | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

またしても、イタリアのびっくりなお話。

ようやくの晴天で、次女のテニスレッスン🎾も、できると目論んでいた日。

主人が小学校へ迎えに行って、その後、車でテニスクラブまで連れて行くはずだった。

そして私はその間、どっぷりとクベットイヤーカフの仕上げに取り掛かる予定、

だった。



作業台に座って調子よく作業を進めている最中、携帯が鳴る。

「車がない。レッカー移動されたみたいだ…」
主人からの電話だった。


停めていた場所は、駐車違反では全くない場所であり、

緊急の道路工事のために勝手に持って行かれていたらしい。

なので、わが家の車だけでなく、何台も同じ状況のようだった。

と言うことで、車はフィレンツェ郊外まで取りに行かねばならない。


さて、レッスンに行くためには、
自転車で行くか?
バスで行くか?
の選択となった。

コロナ禍の元なので、当たり前に自転車を選択する。


しかし、彫金作業が滞る。

そして、自転車でミケランジェロ広場の下まで行くかと思うと、登り坂にゾッとする。

これなら、朝しゃかりきに、ジョギングなどしなきゃよかった。




気分的にどっと疲れて、
仕事を優先させようかと悩んだが、

本当に、久しぶりの晴れの日を逃したら、

今度はいつレッスンできるか分からない。



しばしの葛藤。


そしてチャリを飛ばして行くことに決める。





登り坂は、二人とも最後はギブアップしたが、なんとかレッスン時間には間に合う。

のグラウンド、そしてテニスコートは、たくさんの子供たち、そして引率の親たちで賑わっていた。

なんだか久しぶりに見る活気のある光景だった。



しかし、室内やカフェでは待つことができないので、皆白い息を吐きながら、待っていた。


次女のグループレッスンは一体いつから見ていないんだろうか?

去年の週二回から、今年は週一回コースに変えていた。

去年は、ほとんどのレッスンを棒に振ったから、今年は、やめようとさえ思っていた。


なんちゃってテニスなので、なんちゃってのままだろうと思っていたら、

それでも少しは上達しているようで、少々驚いた。




ボレー練習もしていて、オーバーネットではあるが、練習を見ていて面白かった。

それでも形にはなってきている。


レッカー移動のトラブルがなければ、気づかなかった次女の進歩。



いつも友人たちとのテニスにもついてきているのだが、ほんの時々しか相手をしない、ダメ母をそろそろ返上しようかな?

などと言う思いも湧いてくる。



さて車の件だが、突然の道路工事事情で勝手に移動されて、一晩駐車場に停められていたのだが、


レッカー移動代金と駐車料金を支払わされる意味が、全く分からない!

主人は、一応全てを支払い、

しかし損害賠償のクレーム書を警察に提出してきたらしい。



言い分は完全にこちらが有利と思われるが、

さて、これは返金されるのだろうか?



そして、もう一つ付け加えておこう。

かなり昔、長女がまだ幼かった頃、
家の前の駐輪場に自転車を停めていたのだが、

長女を幼稚園に迎えに行く時間に、駐輪場に行くと、そこに停めてあった自転車が根こそぎ消えていた。

理由は同じように、緊急の道路工事。

やっぱり遠くまで取りに行かされた。


バスや車でないと取りに行けないようなところから、どうやって自転車で戻ってこいと言うのだろうか?


勝手に移動したならば、責任を持って元に戻すのが、道理ではないだろうか?



自分が信じている道理が、世界中で通じるとは思ってはいけない!


それが身にしみた一件は既に体験済みだったので、
今回のことは、それほどびっくりしていない私である。




ミロ  ロングペンダント  925シルバー ブルーアゲート 西洋彫り





今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 
 
 
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