翌日は気持ちも多少落ち着いて、警察に被害届を出しに行く。
コロナ禍の元、これも全てあらかじめ電話をしてから、必要なものを聞いて出向く。
家から結構遠い警察を指示され、車で向かった。
検査官も主人が昨日話した人で、待たされることもなく、手続きはあっっという間に終わる。
私のお金の入金先は、スペインの銀行だったが、数ヶ月前はドイツの銀行宛であったこと。
送付先がユーロ圏ではあってもイタリア国内でないところが面倒である。
金額は全て全く一緒の€1490.6だということ。
そしてこの8割が私と主人の口座のある銀行での被害だということ。
被害届が受領され、全ての手続きが終わると
検査官が突然声を大にして、言い出した。
「二人とも、ここからのことをよく聞いて!
君たちの銀行に行く予約は来週頭の月曜日になっている。
だが、この届けを持ってすぐに口座のある銀行に向かい、銀行の支店長と話しなさい。
携帯の情報など流出している事実など全ての責任は、銀行側にあることを強調して、すぐに返金してもらうこと。
喧嘩になってもいいから、しっかり言いなさい。
なぜかというと、返金はされても、その後、顧客の責任ということになり、再び同じ額が銀行から奪われることが続出している。
そうなると弁護士が必要になり、色々と面倒になる。
その前に、どんどん動くべきだ。」
なんでまた銀行がお金を取るわけ?
意味が分からない?
私は思考がぐるぐるとなる。
銀行に向かう気満々だったが、主人が
「コロナで予約がないと行っても仕方がない。
それと僕は争い事はできれば避けたい。
まずは電話をしてこの予約を変更してもらおう。」
と。
一応納得して車の中から、銀行に電話をする様子を聞く。
また一からダ・カーポの話を車の中で聞いていると、段々イライラ感が再び募ってきたけれど、
ぐっとこらえる。
私が怒ったところで何一つ、良い方向には向かわないから。
銀行との話し合いの予約変更が、今日の午後になればしめたものだが、
それまで各々の予定をこなそうということになり、主人と分かれる。
私がヘアカットをしてもらっている間に、主人は、来週頭に話す予定になっている銀行側の人と電話で話して、納得したことを伝えてくれた。
「銀行は即返金してくれる。その後、再度同じ金額を請求するのは、銀行ではない審査会社が顧客の非であると決めた場合のみだということ。
だから、銀行が精神誠意を見せてくれることを願おう。」
主人はそう言う。
全く同じ額を振り込む形になっていて、
そして手口が全く同じであるのに、
それに引っかかった人の、
一人が責任ありで、別の一人は責任なし
などということがあるのだろうか?
私は相変わらず銀行に対しての不信感は募るけれど、
主人の平和主義には同調したいので、彼の意見に従うことにする。
われわれが話すことにきちんと対処してくれれば良し。
もしも、卑怯なやり方を遂行されたら、その時は友人の弁護士に味方になってもらおう。
そしてさっさと口座を引き払って他の銀行へ行こう。自分たちだけでなく、友人知人にも同じことをしてもらう。
そんな必要がないことを祈りつつ、翌週の約束日を待つ。
この被害は、ここ数ヶ月続いているということです!
イタリア在住の方、頭のどこかにこの記憶を留めておいて、
私の二の舞にならないように注意して下さい!
それでは、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



