ささやかなことを大げさに楽しむこと | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

快晴の日曜日。

ロックダウンとはいえ、ジョギングなどは可能なので、次女と連れ立って外に出る。

キーンと冴えた空気がフィレンツェの街を包み、

気温がいっきに下がっていることに、一歩外に出て気づく。

家からアルノ川に行く道は、ウォーキング。

サンタクローチェ教会のある広場では、ベンチで日向ぼっこをする人々がポツリポツリ。




アルノ川まで出ると、運動と称して外に出かけている人々とたくさんすれ違う。

木漏れ日がキラキラとアルノの水面に反射する様子を、
見ながら走るのは

目と心へのご馳走である。




根性なしの次女もなんのかんの言いながら、犬ころみたいに走る。

橋と橋の間を走ってご満悦で、私のドゥオモの撮影スポットで、今日もパチリ。




石が拾いたいと言っていた次女の言葉を思い出し、

川べりまで下りていく。

緑を踏みしめながら歩くのは気持ち良い。






一人ジョギングの時には、しない寄り道で、面白い光景に気づく。

雨量が多い時には完全に隠れていて、

ここから一段下に川の水が落ちていく部分。






そこが微妙に途中がくれの状態だったので、

面白がって次女と近づく。

次女はここでもやっぱり、へっぴりごしなのが笑えた。




なんて事のない散歩+ジョギングだったけれど、

「わぁ、気持ちいいねぇ!」
「綺麗だねぇ!」
などの感嘆詞を連呼していた私たちは

本当に大満足なものになった。

言葉って面白いものだ。

平坦な毎日であるからこそ、ちょっと大げさに喜ぶと、

そのささやかなことが、大きく膨らんで、

ふっくらと柔らかな喜びへと育っていく。



いつもなら

「はっ?」
とシニカルな視線を送るだけの主人の冗談にも

大げさに笑ってみると、なんだか本当におかしくなってくる。

皆さんも、何かを大げさにしてみると、日常にメリハリがつくかもしれませんよ!



テッセンパールピアス    18Kイエローゴールド 西洋彫り

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 
 
 
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