オルビタシリーズができるまで | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

一月と二月は西洋彫りレッスンに、週二回を費やしているので、

平日は仕事との兼ね合いもあり、自分のラインVersiColori の作業を進める時間が少なくなっている。

彫りを用意していったリングにさらりと彫れるものと思いきや

意外と綺麗にできず、再び銅板で練習するというように
一歩進んで二歩下がる
というような状態なので、練習時間も捻出していた。

落ち込んだ時のブログはこちら。



週末は、彫りの練習もしながら集中して、オーダー品制作にかかる。

ここのところオルビタを制作する。

まず鋳造から上がってきたパーツを綺麗な真円に整えて、紙やすりを荒いものから細かいものまで順番にかける。

その後、刻印を押して、パールを留める線とピアス線、あるいはペンダントには丸カンをロウ付けする。





ロウ付け後更に紙やすりで綺麗に整えてから、
ピカピカに磨く。


磨き終えたら、ようやく彫りの作業に入る。




コンパスで線を引き、分割していく。




基本の線をタガネで軽く彫ってから、デザインを一本ずつ入れていく。







見にくいが、一工程、経るごとに形が変わっていく。

数工程を繰り返し、ここで彫りが終了。





先週末は彫りに集中したけれど、目と肩が非常に疲れるので、あまりたくさんの個数を彫り進めることはできない。

そして台から取り外して、最終の磨きへ。

磨きの後、ロジウムメッキをかけて、パールをセッティングして、ピアスは終了。

ペンダントにはチェーンをつける工程が加わる。

昨年の新作のこのシリーズだが、

格段に作業ペースは早くなり、彫りのクオリティも上がってきていると思う。

やはり数をこなしていくことで、人間は成長するのだ。


こつこつと技術の幅を広げ、そして深め
良いものを作り

それを身につける喜びを提供していけたらと思う。


オルビタ パールピアス 925シルバー 西洋彫り


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 
 
 
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