ヒプノセラピーで幼き日の自分に会う | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

私は、自分の優等生的な生き方に関して、違和感を感じていて

そしてここ数年、そこから抜け出したい思いを抱いていた。


勝手にイタリアに留学して、国際結婚して、ハーフの子供を生んで、

と一見好き勝手に生きているように、周囲からは見えると思うし

実際、そこの部分だけ見ると、

先にあげた優等生的生き方の枠からは十分はみ出していると言えるだろう。



ところが、その他の暮らしの中では、

うまく立ち回ることだけが上手で、

自分の本意ではないことを本意のように偽って、
良い子の仮面を被り過ごしているところがある。


そういう自分を手放したいと感じながらも、なぜか堂々巡り。





そんな時ヒプノセラピーに出会った。

この、優等生的生き方を手放したいという目的と、

今後の自分の仕事の展開の指針となれば

と思い、受けることにした。





色々な過去が炙り出された。

私があまり良い思いを抱いていなかった家族とのシーンが出てきた。

折々、思い出すことでもあったので、
その実体験というのは、自分にとってかなりインパクトのあるものだったのだろう。

昭和一桁生まれの権力者である父が、私の優等生的生き方の一番の原因であることは、

ヒプノセラピーを受ける前から、自分自身で分かっていたことだったので、

そのシーンに関しても驚かなかった。

すでに怒れる人であった彼を怒らさないように、振舞っていたのが幼い頃の私。

だから家では大人しく、
学校でも優等生。

というのが、私のポジションだった。

お父さんが喜ぶとまではいかなくても、怒り出さないレベルでいることが大切だった。



そのシーンとは、母と私に対して、父がお酒を飲んで怒鳴り散らしている様子。

父の中に入って、彼の気持ち、彼から見た幼き日の私や
私が彼に抱いている感情を見つめた時は、

ああ、そうだよな、やっぱり。
というすでに分かっていたような思いが浮かび上がった。

能力を使いきれていない、やりきれない不甲斐なさ。
コントロール不可の自分。
など。


そして母の中に入った時が、
ものすごく驚いた。

感情が溢れ出した。一緒に涙も。


「ごめんね。あなたにまでも心配かけて。」
「ごめんね。守ってあげられなくて。」
「ありがとうね。一緒にいてくれて。」

それらの私を見つめて出てくる母の言葉が、わたしには痛かった。


だから、自分はいつもお母さんの味方で、
大きくなったら、旅館を一緒にやってあげる!
と言っていた。

それなのに、勝手にこんなイタリアくんだりまでやってきて、

寂しく過ごさせてごめんね、お母さん。

突然、今の時点での自分の視点で、母に謝り出した。


これが、今回のヒプノセラピーでの感情の揺れのピークだった。

その他のシーンでも、
自分がどうしたいかよりも、
父親の選ぶものしか選択肢はないのが当たり前という事実が出てくる。

これも、そうだったなぁという確認する感じ。


途中から私の集中力が欠けてきたのか、疲れ気味になったのか、

未来に関しては、
「あれ?これはいつも自分がこうしたいなぁ、こうなったらいいなぁと思っているシーンだけど、
これは頭で考えているから出てくるのかなぁ?」

と分析するような自分も出てきて、ちょっと混乱した。

終わってみるとものすごい脱力感が襲ってきて、その晩ずっと、ちょっと酔っているような感覚がつきまとっていた。

感情に向き合い、味わい
そこを光で包むイメージをしたことで、

それが癒されたらしい。




以前から、この、癒すということがどういうことなのか分からなかった。


感情に蓋をするのではなく、その感情を徹底的に味わうと、癒しがやってくるというのは、
聞いたことがあるが、

自分だけで、例えば紙に書き出したりするなどの方法で、やってみても
浸りきれているのかが疑問だった。


このようにセラピストの方に誘導してもらえば、確実に浸ることができるのだと、体験してみて初めて実感することができた。

癒されたことによって起きる実際の変化は、きっとじわじわとやって来るのだろう。

密かに楽しみで、ほくそ笑んでしまう。


また都度都度このブログでもお伝えしていきたいと思う。





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それでは皆さん、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました

 
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●場所 ベイサイドスクエア皆生ホテル1Fロビー、鳥取県米子市皆生温泉4-21-1
●個展詳細のお問合せは、サイトhttp://versicolori.jimdo.com/のお問合せ欄よりお願いします。

 



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