世界が広がる瞬間を感じる | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

今年の新作が完成形に近づいて来た。

まだ完成とは言えないかもしれないが、第1号のペンダントは、ひと月遅れ友人の誕生日プレゼントととして贈ることにする。



そしてピアスはまずは自分用に。

形になってくると、気持ちが落ち着いてくる。

フィレンツェスタイルのリングも2色になると、こんな風に異なった雰囲気を醸し出す。



ツーカラーはやっぱりステキだなぁ。
と自己満足の世界に浸ったり。

そして先日は、イタリア人の女性から突然このようなメールが来た。

「イベントに行ったのに今年はあなたの作品が無くて残念だった。以前見たリングをもう一度試したい!」
と。

二年前までは連続で出展していたイベントを今年はお休みしたのだ。

イベント初日の夜にこのメールは届いた。

こういう風に覚えてくださることが何よりも嬉しい。

すぐに、フィレンツェ市内にあるお店L’albero Capovolto でリングを見てもらえることを伝える。

彼女は翌日お店に出向いてくれた。

しかし残念ながらサイズが合わなかったので、
即制作に取り掛かる。

なすべきことはたくさんあっても、まずはこの方の気持ちに応えなくては!

そういう思いで、時間を捻出する。



二年越しでお手元に届けることができたリングはパートナーの方とお揃いで身につけて下さるという。

カフェでお会いして大きなチーズケーキを味わいながら、おしゃべりする。



彼女は小学校の先生でパートナーの方は高校教師だそうだ。

色々なお話を興味深くうかがう。

そして、こうやって世界はやっぱり繋がっていて、どこまでも広がっていくのだと感じる。

その一端に触れることができたことに、今日も感謝したい。

それでは皆さん、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました


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