物が溢れる時代に選ばれることって? | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

ブログを書き始めて、4年ほど。

毎日投稿し始めてから3年以上経つ。この拙いブログを読んで、

フィレンツェに行くので、商品を見せて下さい!

とおっしゃる方が結構あるので、驚きである。

その先駆けでもあるYさんとは、フィレンツェにいらっしゃる度に、お茶やアペリティフをする仲になった。

そしてまたコレクターのように私の作品を一つずつ購入していってくださった。

地元まで遊びにきてくださったり、昨年の銀座での二人展にも足を伸ばしてくださった。

子供たちの成長も密かに見守ってくださっている。

今回の滞在の折には、わが家へご招待できればと思っていた。

というのも、娘二人には遠の昔に会っているのに主人には、未だ紹介できていないからだ。

過密スケジュールの中だったが、私の場合、暇な時の方が少ないから、

結局いつでも同じこと。

思い立ったが吉日とばかりに、夕食を設定した。

作るものは相変わらずの時短メニューばかりなのが申し訳ない思いもあるけれど、

大切なのは、今という時間を共有できることなのだ。

メニューは我が家定番のブルスケッタ2種(トマトとサルシッチャ)に加えて、黒キャベツとアンチョビのブルスケッタも用意してみた。



パスタとお肉は写真を撮るのをすっかり忘れていたが、お肉は以前、シチリア人のマリネッラに習った牛肉の白ワイン蒸し焼きを用意する。

以下の記事にはカポナータの作り方を載せていました。


そしてこれまた冬のわが家の定番、プンタレッラのサラダ。こちらもアンチョビ入り。



この野菜、こんな風な姿で売ってある。



そしてサラダとしていただくのはこの中心部分。



ふきのとうチックである。

この日は用意していないが、外側はかなり苦いので、茹でたジャガイモとミルクと一緒にしてポタージュにすると
美しい深いグリーンのスープになる。

いわゆる気どりのない家庭料理オンパレードだった。

お口にあったかどうかは定かではないが

楽しいひと時をご一緒できて、私は幸せ気分になった。

リングをメンテナンスしたものをお渡し、

そして今回はこのゴールドピアスが旅立って行った。



ペンダントとお揃いで、ステキにコーディネートしてくださっている様子が目に浮かぶ。


大切に使いますね。
と翌日、メッセージが来て、じんわりとした。

旅立って行った先で、わが子のように大切に扱ってもらっている作品たちはなんと幸せなことだろう。

私もたくさんの愛情を込めるべし!



物の溢れる時代にこのように選んでもらえれることというのは、

大量生産品とそうではない物を比べた時の、
気というか、
物としてのあり方が、
身につけてみると感じてもらえるからかもしれない。

そんな風に感じながら、私自身作り手として、技術の向上はもちろんのこと

人として厚みを帯びるよう、日々精進していきたいと思った。


それでは皆さん、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました


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