夏前に青色のカボションカットのアゲートを求めて行って、
9月に入っても入荷するか分からないと言われていた。
他の石屋も見てまわり、中々厳しい状態だったのだが、
聞いてみると入荷したということで、即座にあるだけ全て購入する。
また、一つ穴の石というのも、あまり出回っていないのだが、
次回の新作へ向けてアイディアがあるので、試作のためにいくつか買ってみる。
お店の人に
「変わった色の石でなければ10個ぐらいだったら、探せるから、まとめてオーダーできるよ。」
と言われて、ほっとする。
ある程度見通しが立つと安心する。
そして石を見ながら想像力がどんどん刺激されて行く。
イタリア語本からちょっと休憩して、実家から持って来たこの本の言葉の海に浸かる。
宮沢賢治他、稲垣足穂や渋澤龍彦などなど好きな作家たちが、石について書いた珠玉の作品が集められている。
にも関わらず、遠い昔の記憶は定かではなく、またしても新鮮に読み進める。
二十年以上も前、全くジュエリー関係に向かうなどと考えていない頃に購入した本。
そう言えば賢治のこの本も実家にあったはず。
次に帰った時には探して持って来よう。
石に魅了される今日この頃だけれど、これって実はずっと昔からのことかもしれないと思う。
好きなこととか物とかって、そんなに変わらないものなのだ。
皆さんも昔を振り返って、自分の原点を見つめてみてください。
それほど変わっていない自分を発見して、驚くかもしれません。
それでは、皆さん今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました

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