それは、またしてもウフィツィ美術館。
その前の腹ごしらえはB級グルメ。
シニョリーア広場近くのイノシシの像で有名なメルカート(市場)の奥にある屋台で牛もつ煮込みに似たランプレドット(牛の第四胃袋の煮込み)をいただく。
パニーノにしようかと思ったが、主人は軽く食べてきたので、ちょっとだけつまみたいらしい。
なので、単品オーダー€6。こちらにはパンが付いてきます。
そしてワイン€1をプラス。
アーティチョーク入りの辛い方にしてみましたが、結構辛く
あまり辛いのは得意でない主人は途中でギブアップ。
辛い物好きの私は、大満足でありました。
ちなみにパニーノは€4です。
さて、先ほどのウフィツィ美術館に話を戻します。
レオナルド ダ ヴィンチの「東方三博士の礼拝」(マギの礼拝)が修復されて公開されている。
6年間不在だった絵が別物くらいに美しくなって帰ってきた。
この絵は1481年にダ ヴィンチが制作途中でミラノに旅立ったため未完に終わったとされている。
デッサンの時点でこんなにもそれぞれの心情が表されていたのかと
以前の茶色っぽい状態では全く感じ取ることのできなかった細部までしっかりと味わうことができる。
完成品でないからこそ、技量が一目瞭然。
下地の時点でこれほど素晴らしいとは!
修復までの様子が大きなスクリーンで公開されていた。
今まで味わうことができなかった天才の作品を深く知ることができる幸せも素晴らしい修復家たちのお蔭です。
レオナルドの作品以外にも、私の好きなルーカス クラナッハ父の作品は、ルターの宗教改革のエキシビションとしていつもとは異なる様相で展示されていました。
マルティン ルターと夫人の肖像画。
アダムとイブもこちらに別展示でした。
デューラーの手による肖像画なども共に展示されていました。
今再び彫りのレッスンに入っているので、彫りによる版画などの作品を見るにつけて
深いため息が出る。
いやはや素晴らしいなぁ。
凡人には行き着かない領域です。
そしてただ今、日本画展も披露されています。(こちらは撮影禁止だったので写真なしです。)
展示作品は定期的に変更されるようですが、雪舟の弟子たちによる作品や狩野派の作品などが豪華絢爛に展示されていました。
こうやって眺めて見ると、やっぱり雪舟派が好きかな?
と思う。
主人曰く
「詩的な雰囲気がこちらの方がある」
と。
鳥の絵がありましたが眼光鋭い様子など若冲にも繋がるかと勝手に思ったり。
狩野派のきらびやかな絵は、なんだかヨーロッパ絵画を見た後はずしりと来ないのはなぜ?
多分、隙間なく埋めるヨーロッパ絵画に慣れ親しんでいるので、
所謂、日本画にしっかりと感じとられる余白の美に心動かされるのかもしれません。
自分の好みも再確認できる今日のウフィツィ美術館鑑賞でした。
コレクションが充実している美術館ですが、エキシビションもその時々で内容の濃いものとなっています。
一度行ったからと侮らずに何度も足を運んでみてくださいね。
それでは皆さん今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました

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