トリフォノフのショスタコビッチとストラビンスキー演奏にやられる〜〜 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

こんにちは。

フィレンツェ物作り物語のKaorukoです。

長女のピアノの先生に薦められていた25歳の若きロシア人ピアニスト、トリフォノフのピアノコンサートのことを朝、思い出し、
長女と私か
長女と旦那か
で行くか考える。

午前中に自転車、新車購入を果たし気分上々


家での彫金作業をしながら、開演一時間前に駆け足で、ペルゴラ劇場へ向かい、当日券を買いに行く。

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チケット売り場のお姉さん
「うーん、空席がないかも〜?」
と思案しながらもプラテア2枚取ってくれました。

空席なしと言われつつ、意外にも良い席で驚きつつ(前から9番目の左側)、開演を待つ。

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最初のシューマン、有名なトロイメライのあるKinderszenen op.15(子供の情景)は、子ども向きだと思って安心して長女と二人で聞き入っていると

息づかい、鼻息が聞こえて来て二人して顔を見合わせる。

ゆっくりしたテンポと息づかいが不思議な雰囲気を醸し出す。

猫背になりながら、鍵盤から音を掘り出すような弾き方が印象的だった。

年月を積み重ねたピアニストたちが、まろやかに、滑らかに音を紡ぎ出すのとは違い、
時には固さと勘違いしてしまうような力強さがそこにはあった。


前半の半ばのトッカータハ長調 op.7や、Kreisleriana op.16 (クライスレリアーナ ピアノにための幻想曲集)の頃には
最初に感じていたこちらにのしかかってくるような重圧感は消えていき、
滑らかさと力強さの調和が見出せました。


そして、後半はショスタコビッチの「24の前奏曲とフーガ」と

ストラビンスキーの3大バレエ音楽の中の「ペトルーシュカ」のピアノ独奏版
「ペトルーシュカからの3楽章」が待っていました。

こちらは、ガツンと脳天をかち割られたような痺れる演奏でした。

技巧が散りばめられた彼の演奏にグイグイと引き込まれ、どこか違う世界にいるような錯覚に!

鍵盤から掘りおこされた音が、数珠つなぎになってうわぁぁっと溢れ出す。

聴きながら鳥肌が立っていました‼️

会場は総立ちで拍手喝さい。

その時
「えっ、地震?」
と長女。
「違うよ。観客が足を鳴らしてるんだよ。すごい演奏だったから。」

最後に大ボケをかましてくれた長女ですが、
共に感動を分かち合えることが、
私にとっては、更なる喜びでした。

皆さん、今日も最後まで読んで下さりありがとうございました

 

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