おじいちゃんの工房で七宝焼き⁈ | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

こんにちは。
フィレンツェ物作り物語のKaorukoです。

先日の彫金修行時代のお話では、
ステージストを目指して、取りあえずIDRUSで課題を与えられましたが、失敗〜
その時のお話はこちら

さてその後どうなったかと言うと、

一ヶ月は自分の物を作りつつ、工房にいても良いということでしたが、

その期間は、何らかの挽回を図ることもできないまま、瞬く間に過ぎ去り、
それでは、またいつの日か
とIDRUSを去りました。

その後、どんよりと過ごしたかというと、
もちろん数日はまったりとしていたと記憶していますが、

やはり家で待っていても埒があかない。

知人に紹介された七宝焼きの工房を見学に行く。

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既に退職したおじいちゃんたちが、ピッティ宮殿の前の工房で、
朝の6時半から9時半まで作業していました‼️

老人は朝が早いですよね

七宝焼きは全く知らないけれど、
またしてもこのおじいちゃんたちに、わけを話す。
「毎日、見に来ても良いですか?」

「いいよ〜」

ここでも良い返事がもらえました。


そして、その翌日から、毎朝早起きしそこの工房へ向かう。

その時は、主にカフスの注文が入っていたようで、徐々に私も手伝い始めました。

色を乗せていき、はみ出た部分を爪楊枝で綺麗にとる。

たくさん出来上がったそれらを窯で焼く。

他のおじいちゃん職人さんは、ブローチのような物を製作中で、

楕円形のブローチ台の上に、フィレンツェの景色を描いているようでした。

これを見つめながら、
「絵画の技術がなくては、これはできないよなぁ」
とひとりごちる

早起きの生活は、毎日清々しく、
未来は明るい〜
気分になっていました。

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そんなある日、

「これでひとまず受注を終えたから、仕事はストップ。」

「今度はいつ来たらいいんですか?」

「朝、電話しな。誰かいれば工房を開けているってことだから。」
と。

それからは、一応早起きをして、工房に電話をかけては、繋がらず、二度寝する日々が続く。

近くを通りかかる時は、呼び鈴を押してみるが、
やはり応答なし。

そんな風に、放っておいた風船がいつの間にかしぼんでいるみたいに、私の希望も小さくなっていきました。

話は佳境に入って来ましたが
今日はこの辺で。
次回の続きをお楽しみに

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました


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