2016年8月27・28日
日本幼児体育学会第12回大会が開催され、
シューエデュケーション®の吉村眞由美先生が、
学会発表をされました。
写真は、左から
発表者の吉村眞由美先生(早稲田大学)
学会スタッフの日本女子体育大学の学生さん
座長の及川直樹先生(倉敷市立短期大学)
です。
靴に関して大切なことは、
②適切なサイズ選び (足に合う靴)
➂留め具操作を正しく行なった履き方 (正しい履き方)
の3点です。
(2013年吉村眞由美 http://yoshimuramayumi.com/pdf/shoe_education2013-09.pdf )
これらを満たさない場合、下肢に障害が起こりうる、
という事例報告が行われています。
(2008年塩之谷、片瀬ら。靴の医学22(2) pp.33-38)。
その背景には保護者の
・靴選びの知識不足
・靴の履き方の知識不足
があります。
日本の靴の歴史は戦後70年と浅く、
これまでは、
家庭にも、
学校にも、
靴教育は存在しなかったからです。
日本には、靴教育が必要です。
そのためには、
学術的な土台が必要です。
吉村眞由美先生は、
こども人間工学の視点と、ドイツ整形靴学の理論を土台として
靴教育学を構築されました。
(2013年吉村眞由美 http://yoshimuramayumi.com/pdf/shoe_education2013-09.pdf
)
そして、
幼児を対象とした靴教育の研究にも
取り組まれました。
大手子ども靴メーカー6社を選び、
サイトの履き方情報のページの比較・分析し、
着用率の高い靴の種類を明らかにし、
研究理論に基づいて
「正しい履き方指導法」を開発されました。
それがHPで紹介されている4ステップ法です。
http://yoshimuramayumi.com/concept.html
その開発の経緯をあきらかにしたのが
今回の学会発表です。
発表タイトルは
「発達段階に合わせた幼児向け靴教育(1)
-ベルト靴種別履き方指導法-」
というものです。
大手子ども靴メーカー6社のサイトの
靴の履き方情報のページが
吉村先生の手により、
子ども人間工学の視点と
ドイツ整形外科靴の理論に基いて、
比較・分析されました。
このことにより、
★説明の中にあいまいな表現があること
★誤った内容が発信されていること
★必要な履き方動作が欠如しているこ
が明らかになりました。
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以上、ここまでは、
学会発表をまとめたものを
お伝えしました。
論文の具体的な内容については、
今後、吉村先生がHP等で公開されるかもしれません。
ここからは私の感想です。
今回私は、
吉村先生の学会発表を聴講して、
深い感銘を覚えました。
世の中にあふれる
足育・靴育・歩育など、
さまざまな立場の人が発信する情報も、
このようにして
比較・分析されていくのでしょう。
「誰が言ったか分からない、なんとなく正しそうなこと」
ではなく、
「発言者が責任を持って語っている、理論に基づく正しいこと」
だけが、
靴教育として、
世の中に広まっていくことでしょう。
そうでなければ、
学校教育にカリキュラムとして採用されることは不可能だからです。
靴教育学の登場により、
日本人の足靴教育の世界は
全く新しい時代を迎えたのです。
そのような思いを新たにしました。


