波浮港は火山の噴火で原型ができ、
その約100年後、江戸時代に千葉県君津市出身の技師が
港の整備をして漁港として栄えるようになったそうです。
島の南東部にあり、海が荒れた時の避難港でもあります。
一旦時化ると、数日は足止めされてしまうので、
この人数がいっぺんに泊まれる宿と
海の男たちが楽しめる娯楽
の
両方が、波浮港には必要だったんですね。
路地から階段を少し上がったところに
昔ながらの旅館があり、蝋人形を展示しています。
当時の宴会、芸者遊びの様子がリアルに展示されているのですが
蝋人形よりも食べ散らかしたお膳のリアリティが
わたしにはツボでした。
お刺身のツマの乱れ具合がシュール。
蝋人形のあとには、波浮港の名物コロッケを。
ギバさんが揚げたてを買っておいてくれました。
外は寒いので、車中で燃料補給。
続いてひろみちゃんのリクエストで神社に。
お祀りされているのは「はぶひめのみこと」、女の神様です。
波浮港でお神酒を調達し、迷わず進むひろみちゃん。
わたしは左手の草っぱらエリアが気になって仕方がありません。
だって、ほら、明日葉の新芽が出てるんですもの![]()
しかも海風が吹き付けて、ほのかに塩味!
早春の味をいただきました。神様、ごちそうさまでした![]()

続いては通称バームクーヘン。
2万年前からの噴火の履歴が見られる貴重なもの。
元は幹線道路の拡張工事で山を削ったところ
地層が出てきて学術用に保存されるようになったんだそうです。
地表近くに生えているのはオオシマハイネズ。
ざっと見た限りでは、実の付いているところはありませんでした。
お昼までもう少しがんばろう!
天然塩「塩の精」の採水地に来ました。
外海からのきれいな流れをそのまま受けるところです。
昔、塩は赤いキャップでサラサラの専売公社のしか
買えませんでしたよね。
それが1997年に自由化されたのは、海の精株式会社の
20年に及ぶ政府との交渉があったのだそうです。
そんな気骨ある会社さん、作り方も伝統的な方法を貫いています。
塩を作るのに、海水を煮詰めて塩分濃度を濃くする工程が
いちばん時間=燃料がかかります。
それを、高いところから落下させて、風の力で乾かす仕組みです。
広さは25mプールが丸ごと入りそうなくらい。
5mくらいの高さから、海水が降り注いでいます。













