普段は疎遠な叔母から
珍しくわたしあてに電話がありました。
その内容は、
母が叔父に毎日何度も同じ内容で電話してくる。
その内容は(亡くなった)祖父母は元気にしてるか、とか
三味線を(わたしの)父に壊され隠された、とか
アルツハイマー型認知症じゃないか、
病院に行った方がいい ということでした。
話をさらに聞くと、どうやら
そのわけのわからない母からの電話に
出るなと言っても優しい叔父が対応してしまい、
自分の言うことを聞かないのが不服なご様子。
それが夫婦喧嘩の原因になっている、とも。
「病院には数年前から連れて行こうとしていますが
ご存知の通り頑固な気質の家系ですから
できていればこういうことにはなっていません
状況は把握しているつもりですが
ご迷惑な行為を止めることはできないと思います
叔父に私からお願いすることは
何をしてほしいも、してほしくないもありません、
ただご自分の無理のないようにしていただければ結構です」
と伝えました。
アンリちゃんも逃げてるだけねわかりましたもういいです
と一方的に電話を切られました。
認知症で施設でもご厄介者だった祖母を看取った
病院勤めの叔母さんは認知症介護の苦労を一番よく知っていて
義父母を見送ってようやくお役御免、
だからもう関わりたくも思い出したくもないし
仕事だけで認知症との付き合いはもういいです、
というのが本音なんだと思います。
だから
おじさんにはもう電話に出ないでほしい、って
わたしに言ってほしかったんだよね。
自分から夫婦喧嘩の種を撒きたくないから
わたしに悪者になってほしかったんだよね。
せめて感情的になってケンカにしてしまえたら
わたしは悪くないって言えたかもしれないのにね。
ごめんなさいね、そういうのできなくて。
わたしはわたしなりにやります。
風通しよく 中編 に続きます。