今回は、パリーグを振り返ります。開幕前の下馬評では、ほとんどの評論家たちが、ソフトバンクの3連覇は、間違いなしだった。
 ソフトバンクは、春先から順調に飛ばし、交流戦期間中に、優勝へのマジックナンバーが出る可能性もあり、2位日本ハムに最大11.5ゲームも差をつけ、誰もが、ソフトバンクの独走と思ったはずでした。ところが、日本ハムが、球団新15連勝を記録すると、以降もペースダウンすることなく、9/21.22最後のソフトバンクとの直接対決を連勝で締め、一気に駆け上がり、日本シリーズでも、連敗スタートながらも、4連勝で、10年振りの日本一に輝いた。
 日本ハムは、まず投手陣では、有原、大谷、高梨、増井、加藤と先発陣。本来、抑えの増井が、思うような成績を残せず、二軍落ち、復帰後は先発に転向。不在になった抑えは、マーティンが回り、21Sと活躍、規定投球回数到達者は、有原のみでしたが、シーズン終盤に高梨が8連勝で102敗。ラッキーボーイに、開幕は中継ぎでした。
 打線では、大谷が22本塁打、中田が110打点(打点王)。レアードが、本塁打を量産し、39本塁打で本塁打王。日本シリーズでも3本塁打7打点とMVPを獲得した。西川、中島、メジャーから帰ってきた田中賢介の存在も忘れてはいけません。
 ソフトバンクは、春先から夏場にかけて、独走しながら、日本ハムの追撃にあい、3連覇は断たれました。それでも、83546分け勝率.606は素晴らしいです。終盤、失速したのは、昨年の「トリプルスリー」柳田が厳し攻めに遭い、打率こそ.303と残したが、本塁打が思うように伸びず、夏場にケガで戦線離脱が痛かった、城所が、交流戦期間中、大活躍が目立った。
 投手陣では、育成出身の千賀が12勝をマークし、侍JAPANにも選ばれました。抑えのサファテも途中離脱あったが43Sと、2年連続40S以上を記録。メジャーから帰ってきた和田(15勝)、武田(14勝)も活躍、ただ、バンデンハークが長期離脱も大きかった。最後に、李浩大が抜けたことが、響いたように感じた。
 31年振りに2年連続でAクラスに輝いたロッテは、今江、クルーズが抜け、チーム本塁打8012球団ワーストでしたが、角中が2度目の首位打者、田村が、里崎以来規定打席は13打席足らずに、お預けになったが、6月に月間MVPを受賞など、自己最高打率.256を残した。ただ、ナバーロが、関係ないものを持参し、4週間の停止は痛かった。
 投手陣では、マエケンと生年月日が全く同じの石川が最優秀防御率。二木と関谷が、ある程度計算できた。抑えの西野も安定した投球を見せ、21Sを挙げた。
 3年連続Bクラス(35年振り)に重んじた西武は、中村、浅村、メヒア等、強力な打線がいたが、エラーの数が101個と、黄金期では、見られなかったミスが目立った。投手陣では菊池が規定投球回数に達し12勝を挙げ、来季は、投手陣を引っ張ると思います。監督も辻に代わり、黄金期の野球の復活が待たれます。
 大久保から梨田に代わった楽天は、茂木が新人ながら規定打席に到達。新人王こそ逃したが、打率.278本塁打7本、40打点と、新人王でもおかしくないような成績を残した。ウィーラーが来日2年目は27本塁打88打点と、主砲としては、申し分ない成績を残し、岡島も初規定打席に到達。島内が9本塁打と、自己最多記録、クリーンナップ候補だと思います。チーム本塁打も101本と、7年振り100に乗った。
 投手陣では、則本、塩見、美馬が貯金を作れなかったが、釜田の復活が大きいと思います。投手防御率は4.11でしたが、抑えの松井裕樹につなげる中継ぎ陣が大事になってくる、広島で実績あるミコライオは8回をまかしたいです。
 オリックスは、開幕から13試合連続本塁打なしの不名誉な記録からはじまり、屈辱のオープン戦、交流戦、ファーム、もすべて最下位となった。正遊撃手として予定してた安達が「潰瘍性大腸炎」で開幕に間に合わず、やりくりする日々が続いた、新人の吉田が10本塁打と、当確を表し、糸井が53盗塁で、35歳での50以上は福本豊氏、盗塁王は大石大二郎以来の快挙になった。
 投手陣では、金子と西が思うような成績を残せなかった。抑えの平野が31Sと成績を残したのに、彼につなぐ、中継ぎ陣がいないに等しかったと思います。最後に、今シーズンはパスボール0で終えることができ、投手陣も思い切って、ミットめがけて投げればいいと思います。
 今シーズンは、コリジョンルールでタックル、ブロックが禁止になりました。捕手は走路も塞ぐのも禁止。別に、走路の上に立って構えてもいいと思います。そのために、捕手のタッチをかいくぐる練習をしてます。ホームベースさえ開けてれば問題ないと思う。ビデオ判定もです。自分の目で、ジャッジしてほしい。
 来季は、ゲッツー崩しのスライディングも禁止になります。