1986年の日本シリーズは、2年連続9度目(西鉄時代も含む)の西武と、2年振り5度目の広島との顔合わせ。両チームとも、シーズン終盤まで優勝争いを展開し、お互い129試合目に優勝。西武・森、広島・阿南両監督は1年目。初1年目同士の顔合わせ。もうひとつの対決は、清原、山本浩二新旧4番対決となった。前年は全試合DHだったかがこのシリーズは隔年で、採用はせず、翌年からパリーグの本拠地のみ使用。
{第1戦}
10/18 広島市民球場 26037
西武01010000000000 2
広島00000000200000 2
 広島北別府、西武東尾が先発。2回表西武は併殺の間に先制すると。4回に伊東のスクイズで1点追加。西武先発東尾は8回まで無失点と、完封目前だったが。9回に小早川、山本浩二の連続本塁打で同点。延長戦に突入。両チーム救援陣が踏ん張り延長14回時間切れ引き分け。第1戦の引き分けは1975年の阪急対広島以来11年振り。
{第2戦}
10/19 広島市民球場 26652
西武001000000 1
広島00020000X 2
 広島大野、西武工藤が先発。3回秋山の本塁打で西武が先制。広島も4回に正田のタイムリー二塁打で逆転。広島先発大野は、6回以降一人も走者を出さず、1失点の完投勝利。広島1勝。
{第3戦}
10/21 西武球場 31769
広島000130120 7
西武010000300 4
 西武郭泰源、広島長冨が先発。2回西武は辻のタイムリーで先制すると、広島も3回までパーフェクトに抑えられた郭に対し、二死三塁から山本浩二のタイムリーで同点すると続く5回にも、達川のタイムリーと長冨犠飛、山崎のタイムリー内野安打で3点勝ち越し。7回にも、山崎の三塁打で1点追加。その裏西武も、内野ゴロの間と、変わった川端から石毛の2ランで3点返し1点差。8回広島も二死満塁から長内のタイムリーで2点追加、最後は津田が締め。広島連勝。
{第4戦}
10/22 西武球場 32136
広島010000002 3
西武000000010 1

 西武松沼博久、広島金石。2回先発の金石のタイムリーで広島先制。その後試合が進み、1-0広島リードで迎えた8回石毛のタイムリーで同点。9回表広島も4番手渡辺久信の乱調に付け込み一死満塁から、山崎押し出し、小早川の犠飛で2点勝ち越し。最後は、エラーの走者を出したものの、津田が抑え。広島3連勝で一気に王手。