みなさん、こんにちは
心理カウンセラーの野口健です。
今日は、
ジャニーズ問題について、物語療法・家族療法の専門心理カウンセラーとして、話してみたいと思います。
ジャニーズ事務所は本日9月7日午後2時から東京都内で記者会見が行われました。
故ジャニー喜多川前社長(2019年死去)の性加害問題について、外部専門家による再発防止特別チームの提言を受け、改革案が示されました。
特別チームはジャニー氏による所属タレントへの性加害が1970年代前半~晩年の2010年代半ばにかけ、少なくとも数百人に繰り返され、姉で元名誉会長の藤島メリー泰子氏(21年死去)が隠蔽したと事実認定。被害者への謝罪と救済を求めました。
今回の記者会見では、加害の事実を認め、謝罪し、被害を受けた方への補償を行っていくということでした。

この問題ですが、ジャニーズ事務所は、現在とても大きく影響力のある組織に発展しているにもかかわらず、経営陣は同族で、閉鎖的で、その組織の中だけのいびつな慣習(法律のようなもの)ができてしまい、それを改めるチェック機能も存在しなかったことにあると考えます。
私は、35年間に1万人のカウンセリングをしてきましたが、その中には、家族に関する相談も数多くお聴きしてきました。
その家族問題では、夫が妻や子どもに対してのDV(ドメスティックバイオレンス)がたくさんありました。
つまり暴力ですね。

なぐる、ける、髪を引っ張る、ものを投げつけるという直接的なものから、
大声で怒鳴る、暴言を吐く、無視して口を利かない、命令口調でものを言うなど、精神的なもの、
生活費を渡さない、「外で働くな」と言ったり、仕事を辞めさせるという経済的なもの
嫌がっているのに性行為を強要する、避妊に協力しないなど性的なものなどに分類されます。
このようなDVの問題は、家族の中だけで閉鎖的に行われており、外からは見えないことで、深刻になるまで発覚しない、長い間発覚しないようになりがちなのです。
閉鎖的な家族という空間で、夫が言うことが法律になってしまっているのです。
暴力をふるう夫が「お前が悪いんだ」と妻に言えば、妻は「私が悪いのかしら」と洗脳されていくのです。
閉鎖的な空間では、本当にこのようなことが起こります。
信じられないようなルールがまかり通るのです。
ジャニーズ事務所も、そのような状態だったのだろうと推測されます。
このようなDVの家庭問題を解決したり、そもそもこのような家庭にならないように予防したりすることで効果的な方法の一つに、家庭をオープンにすると良いのです。
風通しの良い家庭にするのです。
常日頃から、家庭内のことを外の人にオープンに話す、複数の家庭同士で、バーベキューをしたり、クリスマスパーティーをしたりする。

そうすれば、DVの家庭内だけに通用するルールなどは、多くの家庭との交流の中で、異常すぎるということがはっきり浮かび上がってしまうのです。隠せなくなるのです。
そうすれば、問題はだんだん解決の方向に進んでいくのです。
私は、35年間に、1対1のカウンセリングだけではなく、夫婦、家族、一緒にカウンセリングしたり、他人も入って、グループでカウンセリングしたりしてきました。
また、継続的なカウンセリングのイベントとして、いろんな家族同士の交流を作り出したりしてきました。
トヨタ自動車やパナソニックなどは、株式会社であり、上場企業です。
このような形態は、ジャニーズ事務所よりもずっとオープンなのです。
一部上場企業の株式会社でも、問題が全くないということはありませんが、閉鎖的な会社に比べるとずいぶん違うと思われます。
ジャニーズ事務所問題も、最近起こったビッグモーター問題も閉鎖的な同族企業で、企業内でしか通用しない異常なルールが存在していて、それをチェックする機能もなかったところが似ていると思います。
このような問題は、小さな家庭から、大きな会社、ひいては国家にも及びます。
民主主義国家は、いろんなチェック機能が働きますが、専制主義国家では、独裁者の言うことが法律になってしまいやすいのです。
1週間後の9月14日木曜日にフェイスブックライブを行って、家族、会社などの問題について話してみたいと思います
21時から30分間行いますので、お時間あったり興味のある人は、ご参加ください。
フェイスブックライブは、野口健個人のアカウントで行います。
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