正方形の箱を出した智さん。
不思議そうにその箱を見つめている。
「おまえプレゼントって…」
「どうやって用意…」
「いいから開けて」
「…時間なくて、大したものじゃないんだけど…」
「でも気持ちだけは、こもってるから」
智さんの指に力がこもる。
蓋が開く。
「…花…」
そこには…
折り紙でできた赤い花が12個。
箱の中に並んでいた。
「12個…」
「薔薇、か…?」
智さんは言った。
「…ん…」
「…ごめんね」
「折り紙なんて…」
「子どもっぽくて」
「…いや」
「すごく…」
「すごく、綺麗だな…」
「…ありがとう」
あ…
喜んでくれた…
ふ…と、口の端が上がったのが見えて…
ほっと、僕は胸を撫で下ろした。
「…ホントはね?」
「花束にしたかったんだけど…」
「茎と葉っぱ作る時間がなくて…」
「お花だけになっちゃった…」
「お昼休みと夕方休憩、全部捧げたんだけど…」
「無理だった…」
「…飯も食わねーで」
「作ってくれたんか?」
「…ん」
「どうしても12個作りたくて…」
「だからもうお腹ペッコペコ//」
「…」
「…//」
12個って数。
そこに込めた僕の想い。
智さんに伝えるのが…
少し怖くて。
僕は小さく笑って言った。
「よかった、お誕生日に渡せて」
「…」
「お誕生日、おめでとう」
そう言った僕を…
智さんは、優しく抱き寄せた。
「…飯、食うだろ?」
「え?」
「カレー、作った」
「おまえのこと考えてたらさ…」
「野菜、刻みすぎちまって」
「具が、ほぼねーんだけど…」
「そんなんでよかったらさ…」
「一緒に食お?」
「…ん!!」
「食べる!!」
僕は笑顔でまた…
彼の胸に、飛び込んだ。
*和くんが折った折り紙の薔薇…🌹
なんとなんと、和宮❤︎和子さんが再現してくださいましたーー

素敵すぎて皆様に見ていただきたくて…
早速貼り付けさせて頂きました♡
めちゃくちゃかわいいでしょ?!
ドヤァ
(↑一ミリも折ってないくせにドヤるヤツ)
和くんに折らせたくせになんですが…
私は自分で折ろうなどと夢にも思いませんでした
本当に和子さんの器用さと細やかさには脱帽ですー!
知ってたけど…
和子さんがすごいことは、ずっと前から知ってたけど。
今回再確認いたしました
水戸黄門の印籠ちゃうけど…
「この薔薇が目に入らぬかー!」
「ハハーッッ🙇♀️🙇♀️🙇♀️🙇♀️🙇♀️」
まさに土下座案件です

和子さーん♡
素敵な薔薇を、ありがとうございましたー



