二人でお風呂に入った。
全部してあげたくて頭も身体も洗ってあげる。
大きくなった彼自身を…
優しく口に含む。
しばらく抵抗していた智さんだったけど…
最後には観念して。
全てを僕の口の中にぶちまけた。
一滴残らず吸い上げて…
ゆっくりと飲み込んでゆく。
彼の中にあったものが…
僕の喉を通っていく。
僕の一部になる。
どうしようもなく幸せだった。
そのあと今度は僕が全身泡だらけにされ…
執拗に愛撫された。
何度も欲を放つ。
いよいよ、僕の蕾に、智さんがあてがわれた。
ふと時間が気になる。
12時ちょうどにおめでとうがいいたい。
でもお風呂場に時計はなくて…
確認することができない。
僕は首だけ振り返って言った。
「あ…後はベッドで…」
「…我慢できねぇ」
「だめ…」
「時間、知りたい…」
「…」
「12時におめでとう、って言いたい…」
「だから、時計…」
「…んなのどうでもいい」
「よくない…」
「いいから」
「時計や時間じゃなくて…」
「俺だけ、見ろ」
「俺だけ…」
「俺だけ、感じてろ…」
そう言って、智さんは…
僕の中に深く自身を沈めた。
強い快感に息を飲む。
でも止まることなく素早く身体をひいては…
また僕に全身をぶつける。
律動は繰り返された。
あなたにおめでとうがいいたいのに。
だから時間が知りたいのに。
それにまで嫉妬する、なんて。
なんてかわいい…
愛しい人なんだろう。
僕は結局、揺さぶられたまま…
何度も何度も
「おめでとう」
「お誕生日、おめでとう」
と、呟いた。
