大宮BL小説です。
閲覧ご注意ください。
先にこちらをお読みください♡(和也サイド)
「かずっっ!!!」
大広間の扉を盛大に開けて…
俺は叫んだ。
ソファに座った和と…
それを取り囲むその他大勢が。
一斉にこちらを見た。
和「え、大ちゃん…」
「早かっ、たね…」
時計と俺を交互に見る和の元に、一直線に向かう。
そして、ぎゅっと胸に抱いた。
智「ああ…」
「無事で、よかった…」
愛しい人の体温を感じて…
全身の力が抜ける。
心からの声と…
安堵のため息が漏れた。
智「…顔、みたい」
「見せて?」
そう言って、頬を手のひらで包む。
俺を見上げた瞳は…
キラキラと美しかった。
そのまま…
吸い寄せられるように、キスをする。
覆い被さるみたいに…
その生を確かめるように。
俺は柔らかく和の唇を何度も何度も喰んだ。
コホン…
コホン、コホン…
遠慮がちに始まったギャラリー達の咳払いは。
終わる様子のないキスからか…
ゴホン、ゲホン、ゴホゴホと…
無遠慮なものに変わっていった。
和が俺の背中を叩く。
「離して」の合図だろう。
でも俺は、あえて…
和の口内に舌を絡ませた。
知るか。
一生咳き込んどけ。
俺は和を離さない、絶対に。
久しぶりに恋人に…
しかも傷ついた恋人に会えて…
キスしない方がおかしい。
俺が遠慮する必要なんかない。
周りの奴らが遠慮すればいい。
俺はそんな思いも込めて…
深いキスを続けた。
智「…え?母ちゃんが?」
邪魔者の排除することに成功した俺は、そのまま和を襲いそうになったが…
真っ赤な顔をした和にキャンキャンと吠えられ…
和を自室まで抱っこで連れてきた。
で、今…
足に防水カバーをつけて、二人でシャワーを浴びている。
和は「自分でできる!//」って言うんやけど…
俺がやってやりたくて。
優しく髪を洗って…
今身体を手のひらで洗い始めたところだった。
和「うん…」
「大ちゃん帰ってくる直前までいてはってん」
智「そうか…」
「送ってきただけかと思ってたわ」
「誰にも会わんかったから」
和「でね?」
「送ってきてくれて」
「どういうこと?ってなってん」
「僕のことも、お父さんの隠し子かなんかと思いはって」
「お父さんと喧嘩になって」
「だから僕…」
「いうてしもた…」
智「何を?」
和「大ちゃんのことが好きって…」
「…いうてしもた…」
申し訳なさそうに…
俯く和。
俺は…
その顎を掬って、言った。
智「言うたらあかん事か?それ」
和「…でも…」
智「俺は嬉しい」
「和がそう言うてくれたこと」
「すっげぇ、嬉しい」
和「…大ちゃん…」
智「俺、一番に言うつもりやけどな」
和「…え?」
智「母ちゃんに会う時…」
「俺はまず和を紹介する」
和「…」
智「この人が俺の愛する人です!ってな」
和「…大ちゃん…」
智「だからあかんことなんかいっこもないやろ?」
智「むしろ…」
「ありがとうな、ちゃんと言うてくれて」
そう言って俺は…
和の額に、キスをした。
俺の言葉に…
和の瞳がゆらゆらとゆらめく。
目尻から涙が溢れていくのが見えた。
そっと拭う。
俺は、言った
智「…てかなんならさ」
「もうちょいおってくれたらよかったのにな」
和「…え?」
智「おってくれたらさ?」
「わざわざ堅苦しい紹介なんかせんでも」
「俺らのキス見てわかるやろ?」
「…おったらよかったのに」
イタズラっぽくニヤッと笑うと…
みるみるうちに、和の顔が真っ赤になった。
そんな和に俺の唇を送る。
少しずつ深くなるキスに…
どうしてもお互いを求める熱が、昂ってくる。
でも和は怪我人やから…
これ以上は…
俺は、最後にちゅ…と強めに舌を吸って…
唇を離した。
智「…さ、そろそろ上がるぞ」
「早よ洗って…」
和「大ちゃん…」
艶やかな声に…
ずくん、と中心が膨らむ。
俺は和の髪を撫でた。
智「ほら、おまえ怪我してるんやからな?」
「今日は無理したらあかん…」
和「すき…」
智「……」
和「…大ちゃんが、すき…」
智「……」
和「だから、シたい」
「シたいの…」
智「…おまえは…」
懇願するような…
色を含んだ視線に煽られる。
視線だけでイきそうになる。
俺の中心は…
凶悪に膨れ上がり…
いやらしいよだれを垂らしていた。
智「…こっちこい」
そう言って抱き上げる。
和が座っていた椅子に俺が座り…
和をその膝に乗せた。
智「…繋がるんは、ベッドで」
「足、ひどなったらあかんから」
和「ん…」
智「…今はこうして…」
「一緒に、な?」
お互いの中心を手で包む。
我慢できなくて…
最初から強く扱く。
腰も突き上げながら…
自分の手と和の中心に、自身を擦り付ける。
のけぞる和を支えながら…
俺達はその甘い行為を…
湿気のこもる浴室で、繰り返した。
*次回はこの後11時26分、和子ん家です!
