こんばんは〜
更新遅くなってすいません…
今日は忘年会がありまたもやバタついておりました…
帰りに思いましたが、すごい風でしたよ〜
今夜は、寒くなるかも…
みなさん暖かくしてお休みくださいね。
では、今日は短編をひとつ…
今更ながらイブに書いたお話です。
相葉くんの誕生日、すっとんでおりますが(笑)そこはご容赦ください
では、今更ですがどうぞ〜
大宮BL小説です。
閲覧ご注意ください。
Bittersweet
side N
寂しい。
すごく。
誰もいない部屋。
誰もいないのは、この部屋だけのはずなのに。
一人は好きなはずなのに。
俺はソファの上で、膝を抱えて丸くなった。
自分で自分を抱きしめるみたいに。
俺、こんなに弱かったっけ…?
クリスマスイブに一人。
大好きな人は、仕事。
仕方ないってわかってるのに、寂しさに負けそうな自分がいる。
大野さん…
今、何してる?
不意に携帯が震えた。
慌てて通話ボタンを押す。
大好きな人の、少し掠れた声がした。
『…ニノ?』
繋がっている。
今、すごく細い糸だけど、確かに大野さんと、繋がってるんだ。
「大野さん…」
そう思うだけで、涙が溢れてくる。
寂しい。
嬉しい。
好き…
『…ごめんな、一緒にいてやれなくて』
声が遠く響く。
距離を感じる。
『…でも』
俺の耳に優しく届く音は、俺と同じ温度だった。
『寂しいの、お前だけじゃねぇから』
距離は遠くても、気持ちはここにあるんだ。
俺のそばに。
そして俺の気持ちも、大野さんのそばにある。
「…うん」
涙声で答える。
おんなじ気持ち。
涙声に乗せて、伝える。
「…会いたい」
『…俺も』
寂しいけど、嬉しい。
おんなじ気持ちならきっと、お互いに何処にいても大丈夫だよね?
『…いい子で待ってろよ』
大野さんの優しい声。
ぎゅっと携帯を握る。
『帰ったら、いっぱい甘やかしてやる』
「…ばか」
嬉しくて、でも照れくさくて、思わず出た悪態。
そんな俺の悪あがきでさえ、大野さんは優しく包むんだ。
『…ニノがヤダっつってもずっと、だっこな』
「なによそれ」
『してぇの。だっこ』
「大野さんがして欲しいだけでしょ?」
『違う。俺がニノを、だっこしてぇんだって』
大野さんはふふっと笑った。
『思いっきり、甘やかしてやりてぇの』
『“よく頑張ったな、えらいえらい”って、ヨシヨシしてやる』
ヨシヨシされる自分を想像して、恥ずかしさのあまり爆死しそうになる。
でも、それと同じくらい、嬉しいと思う自分もいる。
「…ホントに?」
『ホント』
「…絶対?」
『絶対』
「…約束だよ?」
『約束、な』
大野さんの小指が見える。
俺もおんなじように、自分の小指をそれにからませた。