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このブログは中3・小6の兄弟の成長を絵日記や4コマ漫画で記録している育児ブログです。
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第49回報知映画賞授賞式へ④ルックバックに大号泣



続きです



受賞式前に観た映画は『正体』と『劇場アニメ「ルックバック」』の二つだった。

ルックバックはAmazonプライムで視聴できて、58分の短編映画なので、家族みんなで観ることができた。

短編のはずなのに、濃縮されすぎていて、見終わった後の満足感と多方面の感情が動きまくって、感動がすごい。


…大号泣した。

私とジゾーが。



---劇場アニメ『ルックバック』あらすじ---


学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。

クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。

以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。

しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。

漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。

二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。

しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。

劇場アニメ「ルックバック」より



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他人と自分を比べて、自分の非力に虚しくなることがある。

ある日突然、自分の立ち位置が、他の人によって押し下げられることがある。

そんな時、自分より上に立つその人を見上げて、クソっと悔しくなったり、妬ましく感じることは多くの人にある感情だと思う。

主人公は小4でその感情を持つ。

自分は漫画がうまいと思っていたのに、それをはるかに超える画力の同級生が現れた。


そんな時、どうするか。

相手を自分のところまで引きずり下ろそうとする。

自分が相手の横に並ぼうとする。そして再び上に立とうとする。

主人公は後者だった。

がむしゃらに漫画を描く、漫画に必要と思われることを片っ端から学ぶ、友達と遊ぶこともせず、ひたすらに描き続ける…画力は上がった。それでも少しも縮まらない差に小6になった主人公の心は折れた。

人生初めての挫折。

彼女は漫画を描くことを辞めた。

しかし、自分がはるかに上だと思っていた相手は、まさかの自分のファンだったと知る。

彼女はまた描き始める。今度は二人で。


原作は「チェーンソーマン」の藤本タツキ氏。

京都アニメーションの放火殺人事件の追悼マンガとも言われ、「自分の中にある消化できなかったものを、無理やり消化するためにできた作品」だと語っている。

劇中、あの事件のように理不尽な犯人も登場する。


パラレルワールド的な不思議なシーンもあるので、ネット上では非常に深い様々な考察がなされていたし、

原作者や映画監督が何を伝えたかったかは計り知れないが、

ワタシがこのアニメから受け取って号泣したのは、


人のせいにしなかった主人公と

人のせいにした人たち


の対照的な存在だ。

自分にとって辛いことや悲しいことがあった時、人のせいにして恨みながら生きていくのか、

自分ができることを探して動いていくのか。


人のせいにしないということは、自責の念を持つことではない。自分のせいにもしない。

ただ目標のために何ができるのか、ひたむきにそれだけを考えて進んでいく。

それは、自分のやるべきことを見つめた結果、2人が別の道を選んだときにも見られる。

ストーリーの端々にある、その姿に心を打たれた。


今、次男ジゾーは、極端に他責的な態度を取る時がある。

それは思春期であり、特性であり、別の要因もあり。

親として時に嗜めながらも、自分で気付いて成長していかねばならない部分でもあるなと思いながら見ている。

ジゾーが号泣したのはどこの部分だったのかは分からないけれど、何かを感じてくれていたらいいなと思うし、これをアニメ化してくださったことに感謝している。


今回の報知映画賞で、ルックバックは作品賞・アニメ部門を受賞した。

監督の押山清高氏は、自身も作画に携わったそう。

内容的に監督自身もさまざまな想いを抱えての作業だったのではないだろうか。

きっと事件で被害に遭われた方々の中にお知り合いもいたことだろう。


ルックバックは公開15週で20億の興行収入を超え、国外ではそれ以上だという。

押山監督はこの映画を「すべての"描く人"に捧げられた「絵描き賛歌」だ」と表現しているそう。

でも私は、描く人だけでなく、何かに打ち込むすべての人たちに刺さる、そんな映画だと思っている。


漫画(はまだ見ていない)も映画も、細かいところに伏線やメッセージが散りばめられていて、考察しまくれるらしいので、何度見返しても違う感動があるはず。


にわかファンなのに、おこがましいとは思いつつ、押山監督に写真をお願いした。

上に書いた感想をお伝えしたかったけれど、まとめきれないし、全然違うこと言ってるかもだし、監督を目の前にしたら、感動がまた蘇ってきて、若干最後涙声の「むちゃくちゃよかったです」しか言えなかった。

監督からしたら、この人誰だろう的な涙声おばさんだったろうに、申し訳ない笑。



優しさが滲み出るイケメンでございました。

お写真の許可を取らなかったので似顔絵を被す。w


とにかく言いたいのは、『ルックバック』みんな観て!!


報知映画賞の記録、これにて




↑で着ているパンツスーツ。

腕まくりしたほうがかっこいいと思ったらけど、どこまでフォーマルか分からなかったのでそのままで。



​今日のモゼ


あさんぽ。

オープンしてないので開かない自動ドアで困惑するモゼ。

おやつ買いたいですー。あけてくださーい。