「子育ての悩みや夫婦の悩みなど相談できる場所なんですよ」
「近くで開催してるので、よかったらどうですか?」
汗だくの昼さがり、人の好さげなご婦人の来訪。
○△□会の広報誌を手に持って配り歩いているもよう。
多少の悩み(イヤイヤマン (笑)等)はないこともないが、
初対面の他人様に相談するようなことでもないので
「まったく悩みはありませんので結構です^^。」
と笑顔でお断りする。
「お子様は何人いらっしゃるんですか?」
「一人です。」
「まぁまぁ、そうなの・・・・一人だと寂しいし、もう一人くらい欲しいですねぇ?」
「・・・はぁ、まぁ」
面倒臭い流れになってきた。
「一人だとアレだけど、二人だと悩みも出てくるかもしれないわぁねぇ」
どうしても悩みを生み出したいらしい(笑)。
その後も2人目を推奨してくるが、脳がスルーしたので内容は忘れた。
切り札として、
「不妊治療しないと妊娠するのが難しいんです。
この子もやっと授かりましたので・・・」
とため息をつきながら答える手もあるが、
この婦人の場合は逆効果になりそうなのでやめる。
とにかく、面倒臭いし興味がないので早く帰ってくださいオーラを出しまくる。
婦人は会話が尽きると、○△□会の広報誌を渡し、帰って行った。
他人の常識も自分の常識と同じだと思い込んでしまう時がある。
そうやって人の心をザワザワさせてしまう。
後で気付いて反省するも時すでに遅し。今までに何度もやった失態。
人様から学ばせてもらって、あぁそうだった。気を付けねば、と心改める。
基礎体温計を引き出しから出す。
さー、始めなければ。
婦人はいいきっかけをくれた。
もしかしたら私の背中を押すための、神様からの使いだったのかも(笑)。
