8年前の秋。

「今は募集していないから。」
と、一度は断られた会社から


二週間後。


「急きょ寿退社の人が出たので
もし良かったら、、。」
と、不思議なご縁に恵まれ

今の会社に勤めはじめて
今年で8年目。


派遣社員から
パート社員→準社員を経て

令和4年10月1日
正社員になりました。


会社側からは

責任者として
「人を育ててほしい」
という要望を伝えられました。



振り返ると、これまでの8年間
山あり谷ありの連続で
辞めようと思ったことなんて
数知れず。

けれども、
経験と実績は積んできました。



これまでの人生
製造業の仕事以外は
ほぼ未経験なので

自分に合っている仕事なんて
正直、よく分かりません。



ただひとつだけ言えることは
今の仕事は嫌いじゃない
ということだけ。



新しい部署に移動になり
まだ9ヶ月。

覚えることは沢山あるし
数をこなさなければ、
上手にならないことも
うんと沢山あります。


仕事を上手く回すための
段取りや雑用も付きもので
仕事は、段取りが命。

人を育てながら
これらのことを私は
やっていけるのか、不安。



でもきっと、



(不安になる暇があったらやってみなさいよ)
私の母はこう言うでしょう。




ひとまず、正社員になったことを
報告がてら母に電話をかけた。




「え〜!?
今のご時世、仕事も人員も減っていく中でアンタの年齢を考えても正社員になれるって、よっぽど努力してきたんやね!
お母さんも色んな仕事してきて色んな人を見てきたけれど、ただ仕事ができるっていう理由だけで責任者になれるとは限らないからね。努力だけじゃなくてアンタの人間性も見てくれたんじゃない。ほんとスゴいわ、よくやったね!!」



あまり娘を褒めることをしない母が
珍しく褒めちぎってくれた。

夫は私が正社員になったことは
今の時代的にそういう流れだと
言っていたけれど

そんなことも母親に伝えたら



「時代は関係ないと思うよ。
これまで辛抱強く努力してきた結果と人間性の評価だとお母さんは思うよ。」



45年間生きてきて
母親からこんなに褒められたのは
初めてなような気がする。



8年前、
「泣いてる暇があったら、
仕事のひとつでも見つけて来なさいよ!」
と、北海道に引っ越してきたばかりの私に
喝を入れてきてプチンと電話を切った母。






8年越しの、褒めことば。













8年前のわたし。