NO MUSIC, NO LIFE
という人がいるけれど、かわじーは世界から音楽がなくなっても多分困らない。
芸術は美術が好き、視覚>聴覚なかわじーの、暇にまかせて書いたどーでもいい話です。
◆わが最寄り駅にも、正倉院展のポスターが貼られました。
今年のポスターは鳥毛立女屏風なんですね。

この鳥毛立女屏風、かわじーが初めて「正倉院宝物」ときちんと意識して見た宝物なんで、よく覚えています。
小学校高学年くらいかなあ?
ひとりで見に行ったか、家族がいたとしても途中解散していたと思います。
国立博物館新館、当時は1階にも展示されてました。
入口を入ってすぐ左側、並べられた黄ばんだ紙に天平女性が描かれ、人だかりができていました。
かわじーもよくわからないけど、人だかりに入っていきました。
当時まごうことなき「あほガキ」やったかわじー、この絵の何がいいんだか、
全く!!ツユほども!!
わからなかったんですよー。
正倉院の価値もよくわかってなかったはずです。奈良にあるものなど、どうせ大したことないだろうと思っていました。
中学になって、美術の時間に「模写」があったんです。
日本美術史の教科書に載っている写真をひとつ選んで模写しなさい、という授業。
教科書に大きく載っていた黒田清輝や高橋由一あたりの洋画を模写してた人が多かったように思う。
でも、かわじーはこの「鳥毛立女屏風」を選んだんです。
地味に小さくしか載っていなかったこの絵を、気に入ったから選んだわけではありません。唯一「本物」を見たことがあったから。
「この絵、知ってる!!」
教科書に載るほどとは、この「鳥毛立女屏風」はなかなかすごい…のか???
わからんなあ…と首をかしげながら感心したのを覚えています。
◆ちなみに、西洋美術史の模写で選んだのはフェルメールでした。
当時ピカソとゴッホの名前だけしか知らなかった(しかも彼らは下手くそだと思っていた)アホ中学生にしては、いぶし銀なチョイスです(笑)
知っている絵を選んだ日本美術史とは反対で、
こちらは全然知らない画家の、全然知らない絵を選びました。
その画家が誰であってもどーでもよかったし、ずっとそのことも忘れていました。
何年か前に「フェルメール展」が開催されて大騒ぎされ、テレビや広告に「青いターバンの女」があふれました。
かわじー「青いターバンの女」を見て、唐突に思い出したんです。
「私、絶対フェルメールの絵、描いたことある!!」
左がかわじーが模写した絵(もちろんオリジナルの絵)。
右が話題になった「青いターバンの女」

特徴のある青色、黄と青の自然な対比、画面に漂うなんともいえない静寂。
構図は違うけど絶対同じ画家の絵だ、と。
調べてみたらかわじーが模写した左の絵は、フェルメール「牛乳を注ぐ女」だまいうことが簡単にわかりました。
多くの絵の中からフェルメールを選ぶとは、
かわじーはなかなかの審美眼の持ち主なんじゃないか…と一瞬思いましたが、
よく考えたら出所は教科書なので、載っているのは当然至宝ばかり。
どれを選んでもハズレはないですよね(笑)
◆大学時代、とある場所のそごうデパートでアルバイトをしており、そごう美術館のタダ券がいくらでも手に入りました。
毎週のようにそごう美術館に通い、開催されるすべての企画展を見に行きました。
人気の印象派をはじめ、現代アートも浮世絵も、院展などの日本画も、個展やグループ展も、とにかく全部見ました。
当時は貧乏学生の暇潰しでしたが、多分この経験が良かった。
その後も美術館にはよく行きましたが、
美術館に行かなくても町のあちこちにあるもの、
普通の建物や風景を、眺めて楽しめるようになりました。
自分の感覚で、感想も持てるようになりました。
◆最近デュフィ展に行きました。
デュフィは学生の頃好きだった画家のひとりです。

明るい色彩、特にvividで突き抜けるような海の色は、
うっとうしい気分を吹き飛ばしてくれる気がします。
波止場や乗馬の絵は、ちょっとした金持ち目線で描かれ、
画面の中の軽やかで快適そうな生活に脳内トリップできます。
いい美術展やったな。
ハルカスの美術館には今後も期待
◆部屋を整理してたら、昔かわじーが描いた絵が出てきました。
あるダイビングサービスのために描いた絵はがきです。

最近知り合った方は、
かわじーが海に潜っていたことも、ビョーキのように沖縄の島が好きだったことも意外でしょうが、こんな時代があったのです。
そして、絵を描くのが好きだった。
その後何かの間違いで今の会社に勤めたわけですが、
人生を大きく間違ったんじゃないかと思うことがあります(笑)
◆なんで急にそんなことを思い出したかというと、最近ようやく「楽園のカンヴァス」を読みまして。

ルソーの絵、結構好きなんです。
ルソーの絵は不思議すぎて、好きと言うと、なんか変人みたいに思われそうなんですが。
小説のなかでも解説されていますが、ルソーは遠近法を使わない。
遠近法が際立つ絵って、ちょっと俯瞰してるように感じるんですが、
ルソーの描く森はすぐ目の前に迫ってくる。森の中に引っ張りこまれたみたいな感じなんです。
小説は私はおもしろかったな。
美術館の学芸員や、美術史の研究家という、かわじーには縁のない世界の物語。
でも、絵が傍らにある人生選んどきゃよかったーという思いもある。
いつか引退して暇になったら、奈良県立美術館の監視員でもしよーかなという気分になりました。
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実は美術好きかわじーの意外な(?)一面。
今日外で2時間ほど暇な時間があったので、つらつら書いてしまいました。
という人がいるけれど、かわじーは世界から音楽がなくなっても多分困らない。
芸術は美術が好き、視覚>聴覚なかわじーの、暇にまかせて書いたどーでもいい話です。
◆わが最寄り駅にも、正倉院展のポスターが貼られました。
今年のポスターは鳥毛立女屏風なんですね。

この鳥毛立女屏風、かわじーが初めて「正倉院宝物」ときちんと意識して見た宝物なんで、よく覚えています。
小学校高学年くらいかなあ?
ひとりで見に行ったか、家族がいたとしても途中解散していたと思います。
国立博物館新館、当時は1階にも展示されてました。
入口を入ってすぐ左側、並べられた黄ばんだ紙に天平女性が描かれ、人だかりができていました。
かわじーもよくわからないけど、人だかりに入っていきました。
当時まごうことなき「あほガキ」やったかわじー、この絵の何がいいんだか、
全く!!ツユほども!!
わからなかったんですよー。
正倉院の価値もよくわかってなかったはずです。奈良にあるものなど、どうせ大したことないだろうと思っていました。
中学になって、美術の時間に「模写」があったんです。
日本美術史の教科書に載っている写真をひとつ選んで模写しなさい、という授業。
教科書に大きく載っていた黒田清輝や高橋由一あたりの洋画を模写してた人が多かったように思う。
でも、かわじーはこの「鳥毛立女屏風」を選んだんです。
地味に小さくしか載っていなかったこの絵を、気に入ったから選んだわけではありません。唯一「本物」を見たことがあったから。
「この絵、知ってる!!」
教科書に載るほどとは、この「鳥毛立女屏風」はなかなかすごい…のか???
わからんなあ…と首をかしげながら感心したのを覚えています。
◆ちなみに、西洋美術史の模写で選んだのはフェルメールでした。
当時ピカソとゴッホの名前だけしか知らなかった(しかも彼らは下手くそだと思っていた)アホ中学生にしては、いぶし銀なチョイスです(笑)
知っている絵を選んだ日本美術史とは反対で、
こちらは全然知らない画家の、全然知らない絵を選びました。
その画家が誰であってもどーでもよかったし、ずっとそのことも忘れていました。
何年か前に「フェルメール展」が開催されて大騒ぎされ、テレビや広告に「青いターバンの女」があふれました。
かわじー「青いターバンの女」を見て、唐突に思い出したんです。
「私、絶対フェルメールの絵、描いたことある!!」
左がかわじーが模写した絵(もちろんオリジナルの絵)。
右が話題になった「青いターバンの女」

特徴のある青色、黄と青の自然な対比、画面に漂うなんともいえない静寂。
構図は違うけど絶対同じ画家の絵だ、と。
調べてみたらかわじーが模写した左の絵は、フェルメール「牛乳を注ぐ女」だまいうことが簡単にわかりました。
多くの絵の中からフェルメールを選ぶとは、
かわじーはなかなかの審美眼の持ち主なんじゃないか…と一瞬思いましたが、
よく考えたら出所は教科書なので、載っているのは当然至宝ばかり。
どれを選んでもハズレはないですよね(笑)
◆大学時代、とある場所のそごうデパートでアルバイトをしており、そごう美術館のタダ券がいくらでも手に入りました。
毎週のようにそごう美術館に通い、開催されるすべての企画展を見に行きました。
人気の印象派をはじめ、現代アートも浮世絵も、院展などの日本画も、個展やグループ展も、とにかく全部見ました。
当時は貧乏学生の暇潰しでしたが、多分この経験が良かった。
その後も美術館にはよく行きましたが、
美術館に行かなくても町のあちこちにあるもの、
普通の建物や風景を、眺めて楽しめるようになりました。
自分の感覚で、感想も持てるようになりました。
◆最近デュフィ展に行きました。
デュフィは学生の頃好きだった画家のひとりです。

明るい色彩、特にvividで突き抜けるような海の色は、
うっとうしい気分を吹き飛ばしてくれる気がします。
波止場や乗馬の絵は、ちょっとした金持ち目線で描かれ、
画面の中の軽やかで快適そうな生活に脳内トリップできます。
いい美術展やったな。
ハルカスの美術館には今後も期待

◆部屋を整理してたら、昔かわじーが描いた絵が出てきました。
あるダイビングサービスのために描いた絵はがきです。

最近知り合った方は、
かわじーが海に潜っていたことも、ビョーキのように沖縄の島が好きだったことも意外でしょうが、こんな時代があったのです。
そして、絵を描くのが好きだった。
その後何かの間違いで今の会社に勤めたわけですが、
人生を大きく間違ったんじゃないかと思うことがあります(笑)
◆なんで急にそんなことを思い出したかというと、最近ようやく「楽園のカンヴァス」を読みまして。

ルソーの絵、結構好きなんです。
ルソーの絵は不思議すぎて、好きと言うと、なんか変人みたいに思われそうなんですが。
小説のなかでも解説されていますが、ルソーは遠近法を使わない。
遠近法が際立つ絵って、ちょっと俯瞰してるように感じるんですが、
ルソーの描く森はすぐ目の前に迫ってくる。森の中に引っ張りこまれたみたいな感じなんです。
小説は私はおもしろかったな。
美術館の学芸員や、美術史の研究家という、かわじーには縁のない世界の物語。
でも、絵が傍らにある人生選んどきゃよかったーという思いもある。
いつか引退して暇になったら、奈良県立美術館の監視員でもしよーかなという気分になりました。
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実は美術好きかわじーの意外な(?)一面。
今日外で2時間ほど暇な時間があったので、つらつら書いてしまいました。