現在勃発中のタイとカンボジアの国境紛争。
アンコールワットとは離れているので、アンコールワットは危険地帯ではないけれど、それでも旅行のキャンセルが相次いでいると最近のニュースで言っていた。

世界どこでも隣国とは国境を巡り紛争が絶えない。
日本だって、韓国との竹島問題を抱えている。
カンボジアの現地ガイドの話では、軍事力ではタイに全く歯が立たないそう。
カンボジアの領土と一度は認められている領土に対して、タイがイチャモン付け侵略しているように私には見えてしまうが、タイにはタイの言い分もあるのだろうけど。
竹島は日本の島だと日本人なら誰もが思うが、それに対して韓国がイチャモン付けて来ているのと同じ構図に私には思えてしまう。
両国の国境を巡ってはフランス植民地時代にまで遡るそうなので、当事者2国間同士の話し合いでは、カンボジアが軍事力で圧倒的に不利との事。
タイはもう発展しているのだから、カンボジア領土なんて欲しがる必要はないと思うが、それを言ったら、韓国も中国も自分の主張を曲げないのは同じよね。
日本にとっては、北方領土だって奪われたまま今に至るし。
隣国との国境問題は解決が難しい。
カンボジアの歴史は侵略される側の戦争と、内戦の歴史。
私より若い世代の現地ガイドすら、戦争は過去の話ではない。
家族には地雷で足を失った人もいれば、兄弟にはポル・ポト軍に強制的に入隊された人もいるのだとか。
今回のツアーで、ベトナムの終戦記念日が1975年4月30日と知った。
サイゴンが陥落し南北統一が達成された日。
日本の終戦記念日は既に過去の事として歴史の1ページに過ぎなくなりつつあるが、東南アジアではまだまだ戦争は最近の出来事なのだ。
1975年なら、私は小学生。
カンボジアは国力も弱く軍事力もなく、それでも隣国からの攻撃にさらされ、もう戦争は嫌だとの話に、タイは何が微笑みの国だとの思いを抱いてしまったよ。
日本に生まれ日本で育ち、平和を享受してきた私。それが当たり前でない事を考えさせられた。
