背表紙で 面白さをば 確信す

贅沢感じる 一冊となる




メアリー・スーを殺して 幻夢コレクション/乙一
¥1,620
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乙一・中田永一・山白朝子・越前魔太郎が書く

アンソロジー集。

で、それを安達寛高なる人物が解説している・・・・

となると、おわかりの方はおわかりかと。




変わり種アンソロジーですね。(なんちゃってアンソロジー?)

でも、超絶豪華。

並べて読んで、違いを見比べたかった私からしたら、



「待っとったよ!!」



って感じでしょうか。





秀逸なのは、やはり乙一の「山羊座の友人」でした。

あることをやらなければ、起きなかった事件。

酷いことは書かれていないのに、黒乙一の気配を感じる。




中田永一の「宗像くんと万年筆事件」と表題作である

「メアリー・スーを殺して」もよかった。

中2病ではなかったけれど、よくわかる。




山白朝子の2編も、ぞんぶんにその持ち味を発揮。

ホラー風味なんだけれど、哀しみも含んで。





越前魔太郎は初読み(笑)でしたが、これはかなりグロい

ですね・・・

まさに初期の乙一(笑)

しかし美しいんですよねぇ。




ミステリーから青春小説からホラーまで。

かなり楽しめたアンソロジーでした。





★★★★