中心に いる人物は 不動でも
まわりが動けば 物事動く
- ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η (講談社文庫)/講談社
- ¥605
- Amazon.co.jp
地上12メートルの松に首つり遺体。そばには「ηなのに夢のよう」
と書かれたメッセージ。
不可思議な自殺が相次ぐなか、西之園萌絵は10年前の両親を
失った飛行機事故と向き合うことに。
一連の事件と、真賀田四季との関係は??
シリーズも中盤くらいでしょうか。
Gシリーズの形がやっとつかめてきたような。
役者たちがどんどんとそろってきています。
萌絵は自分が避けていた飛行機事故と向き合う。
そして周囲にはあきらかであった事実を知る。動揺するけれど、
今の萌絵はきちんと受け止められる。
そのように成長してきた、ということはいろいろなシリーズを読む
とよくわかる。
このシリーズの中心も、真賀田四季。
いや、森作品の世界の中心は四季博士。
彼女がいなければ、様々なシステムは生まれていない。
よって、四季が動かなくても、その意を受けた、と勘違いした
末端のものは動く。
そうなると、微細な波がたつ。
その波が、これらの不可思議な現象。
もはや、ミステリーとは言えないかもしれないけれども、各作品
にはそれぞれの命題があって。
今作も、「死」についてと「動機」についてのことが。
私はしっかり堪能できました。
★★★
・・・あれ・・・結構書けてるな・・・ネガから抜け出しつつある??(^∇^)