世の中が 大きく変わる そのときに
花火を見上げる 価値を知る人
- 空に牡丹/大島 真寿美
- ¥1,620
- Amazon.co.jp
以前に書いた、「空つながりシリーズ」3部作
(?)の
最終本です。
初読み作家さんですね。
(あらすじ)
江戸から明治に変わる、「御一新」と呼ばれる激動の
時代。
そんな人々も何か浮ついている時代に、花火に心を
奪われて人々から愛された男・静助。
静助の人生を追う。
明治維新で、世の中は大きく動いている。
人の生活も、心も変化が訪れていて、その流れに乗る
ものとそうでないものと。
江戸から名称変更した東京は、変化が著しい。
しかし、地方は上からのお達しはあっても、生活自体は
すぐに変わるものではない。
そんな地方にいても、東京のざわざわは伝わってきて、
静助の周りも流されていくものが出てくる。
でも、静助は変わらない。
静助の心には、花火が。人生は花火のようなもの。
「せっかく生まれたんだもの。生きてるうちにきれいなもの
をたくさん見たいよなぁ」
そんな静助は、人に慕われその花火にかける生き方を
支えてくれる人が出てくる。
心に花火がぽんと開いたように。
弔いのときに上がる花火は、涙のよう。
財産をすべて使い果たしても、まったく悔いはなかった。
そんな静助さんへの愛情と、「困ったなぁ」という苦笑が
感じられる作品です。
★★★
今日は入学式というところも多いのでしょうか?
あいにくの雨で、私も1時間ほど外出して銀行回りなど
済ませたら・・・スニーカーがぐしょぬれでした(^∇^)
桜も、水面に花びらを浮かべて散っているものが多かった。
今年はたくさん楽しめたので、桜の最期を見送るのも
心平静でした。
午後からも、みなさん雨・風に気を付けてお過ごしくださーい!!