昨日の全国都道府県対抗男子駅伝、見てました~
本当に寒そうで、雪が舞ってましたね。
風も強くて・・・向かい風に弱い埼玉の設楽啓太選手なんか
ちょっとよろけてました。
そして1区の高校生区間では、転倒が続出して。
橋の上はもしかして凍ってたんじゃないかしら・・・と思い
ました。
そんな過酷な中での優勝、愛知!!素晴らしい。
アンカーの山本修平選手は、元旦の実業団駅伝でも
トヨタ自動車のアンカーでしたが、同じように追い上げを
かわして優勝。
そしてわが岡山は・・・14位!!
アンカーで駒大の馬場翔大選手が走って、うれしかった★
彼は倉敷高校のOBですから!!
箱根でおなじみになった顔ぶれが出ていて、おもしろかった
です。
広島にいたときは平和公園まで応援に行ったことを思い出し
ました。
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人生に 「もしあのとき」と 考える
その考えに イラつく私
- 平凡/角田 光代
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人生の「もし」を描く6編からなる小説集。
私は角田氏の長編は好きなんですが、短編集は
ちょっとあわないことが多い。
今回も・・・あわなかった(ノ_-。)
最初の1編「もうひとつ」では、不倫の友達につきあ
ってアリバイのために夫と一緒に不倫カップルと旅行
してあげる・・・
そしてその彼女が、「手にいれられなかったもう一つ
の人生」の記念のために、形だけの結婚式を挙げたい
と言い出して・・・
いやいや、もう一つの人生とかないから!!
と思う私は、この短編集を読むべきではなかったようで(^∇^)
3編目の「こともなし」では主人公がこう言う。
「そりゃだれでも思うんじゃないの。あの人と別れていなければ、
結婚していなければ。(中略)どこにいったって絶対、選ばなか
ったほうのことを想像する。」
そしてこの主人公はブログで幸せな日々をつづっているの
ですが。
今の日々が充実しているとブログで知らせたいのは・・・
「もし」で別れた選ばなかった自分自身なのだと!!
え~っ!!そんなに「もし」の自分に未練が??
「もし」とか考えたこと、本当にありません。
いろいろ選択してきてここにいるわけですが、まったく後悔
してないからかなぁ。
いや、もちろん「もっと勉強しとけばよかったなぁ」などと
思うことはありますが、選ばなかったことに関する後悔は
ありません。
どうやっててもその選択だったろうし。
しかし、最後の「どこかべつのところで」はせつなかった。
おにぎりを作るために息子を待たせなければ、息子は死なな
かったのではないか、という過去を背負っている女性が出てくる。
この「もし」は哀しいな。
ただでさえ身近な人の死、というものが納得できるもので
なかった場合は、人は自分に責任がなかったか考えて
しまうものだから。
主人公の庭子は思う。
「私もたぶん、この女性のかなしみを思い出すたびずっと
悲しむだろう。かなしみも後悔も、1ミリグラムも減ることは
絶対にないけれど、大きさの違いでもなく重さの違いでも
ない。ただ、悲しみを同じように背負ってしまったという1点
で、こんなふうに見知らぬ人と共鳴しあえる」
庭子も喪失の悲しみのなかにいるのだ。
5編目の「平凡」がこの1月にドラマ化されていたことを
知りました。
鈴木京香・寺島しのぶ主演で。
でもかなり変更されているようで、ドラマのほうが面白そう
だな~と思ってしまいました(^∇^)
ラストの1編で読んだことで救われた小説集でした。
★★