- 白蓮自叙伝 荊棘の実/柳原 白蓮
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なんとなく手に取りました。
「花子とアン」で、この方のことが話題になりちょっと
流行って(?)ましたよね。
一応読む前に略歴などを見てから読んだのですが・・・
序文でご本人が書かれているように、小説風に仕立てて
あります。
でも、略歴などからするとその通りに進んでいます。
もちろん仮名ですが、誰が誰かはわかります。
なんだろう、とても細かく書いている部分があったと思えば
あっさり飛ばしていたり。
自叙伝を書こうと思うと、文章のプロですらこうなるのかと。
自分に悪いところは書かないのですよね、きっと。
だからもんやりした内容になっている。
最初の破談の時の、子供と別れるところは描写なし。
自分から取り上げられたから、愛情なくて当然なの??
その後の結婚後に、その子と会っている事実はあるのに
書いてないとか。
(いや、辛すぎて書けなかった・・・のか??)
幼少期にページとりすぎたのか、白蓮事件の前で終わって
るとか!!
うーん、白蓮ファンの方には申し訳ないけれど、「自分
かわいそう、こんなに泣いていたのよ、辛かったのよ」
と言いたいだけなのかと。
あとがきに村岡花子が言葉を寄せてますが、その趣旨は
この本が白蓮の悪いイメージを一掃するのではないか、と
いうこと。
・・・いや、私はそうはなりませんでした。
さらに悪くなった(^∇^)
ただ、この時代の上流社会の生活ぶりや家長制度の
ままならなさ、のようなことは伝わってきた。
同じ家の中に、妾腹の子がいるのはもちろんですが、さ
らに養子や妾が女中として君臨していたり。
今の時代に生まれて感謝、です。
★★