ネタバレ注意。
・・・って私の感想は、すべてそうかも??
- 阿蘭陀西鶴/講談社
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朝井作品は「恋歌」に続く2作目。
元禄時代を代表する、華やかな俳諧の読み手
であり浮世草子作家の井原西鶴。
妻を亡くした後は、その生活をかげで支えて
いたのは、盲目の娘・おあいだった―
俳諧の道を進む西鶴。その道は、途中から草子作家
の道へと変わっていく。
草子作家は俳諧士よりも地位が低くみられていて、周囲
のものは俳諧の道へ戻ることを勧める。
今までにないことをやる、ということは途方もないエネルギー
が必要なのだな。
しかし西鶴の書きたいものは、草子にあった。
その変わりようを、家の中の生活が己の生活のほとんど
すべてであるおあいの眼からみっちりと書ききっている。
おあいは派手な父親を嫌っていたが、意外な父の一面を
他人から聞かされたことで心を父に寄り添わせていく。
実在の人物の小説なので、行きつく先はわかっているのだが
西鶴とおあいの生活が好ましく、ずーーーーっと読んでいたい
心地にさせられた。
また、おあいが母にみっちり仕込まれた料理の数々が
おいしそうに描写されていて。
冷やし飴とか、冷やし瓜、鯵の干物をほぐしたものを添えた
素麺とか・・・
料理下手な私は恥ずかしい(ノ_-。)
★★★★