桃ノ木坂互助会 (文芸書)/川瀬 七緒
¥1,728
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手こずりました・・・


途中で嫌になって、昨日読了した「秘事・半所有」に

走った次第(ノ_-。)


ファンシーな表紙と題名に騙されたっつーか。

法医昆虫学捜査官シリーズが好きだったから無条件

で手に取ったのが間違いだったっつーか。



桃ノ木坂互助会は昔からこの地域に住んでいる老人の

会だ。


この会には会員もしらない「特務隊」があり、そのメンバーは

「よそ者」の中で地域に害をなす人を「排除」する役割を

果たしている。

いつものようにやっかい者を排除しようとするが、一筋縄

ではいかずその者によって一般会員が重体になって

しまう。

この特務隊と「幽霊コンサル」こと、DV加害者の懲罰を

生業とする沙月が絡んで物語は展開していく。




最初だけ読むと、「三匹のおっさん」シリーズのようなものの

ように思えるが全然違う。

以前から桃ノ木坂に住む住人が「善」でよそ者を「悪」とする

ことも気に入らない。




自分たちのやっていることは、犯罪すれすれなのにそのことを

「正義」だと信じて疑わないかたくなさにも嫌気がさす。


その「正義」が暴走していくのだが、そのことにも言い訳が

つく。



もうここでギブアップしよう・・・・


と思っていたら「幽霊コンサル」の沙月が登場してきて、やっと

読めるようになった・・・(゚_゚i)




最後のほうの展開はスリリングで、まぁ「どんでん返し」みたいな

ものもあるのでミステリーかなと。

しかし後味はあまりよろしくありません。


どんでん返される人物は最初からあまり好きではなかった。

こういう人、女には嫌われるよな~と思いながら読んでたし。


沙月以外には、魅了的な登場人物もなし。

あ、曹長は別かな~


意識して、このような「嫌ミス」的な感じに書いたのかとも

思わせる。


久々に


「すべての本に愛すべき点を見つける!!」



と思っている私が、厳しい本でありました・・・・