影法師 (講談社文庫)/百田 尚樹
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百田作品、初読みです。

なぜか父が百田尚樹にはまってまして。

荷物が実家から来たら、また入ってました・・・

ちなみに前回入っていたのは、「永遠の0」。

お父さん、私、人から強要されて本を読むのは嫌いなんだよ~!!

・・・まぁでも、感想を求められてうるさいので、とりあえず

こちらから読んでみました。



~文庫本裏表紙あらすじ~

頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を

遂げたのか。

下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一は竹馬の友、

彦四郎の行方を追っていた。二人の運命を変えた二十年前の

事件。確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。



あ~、父が好きそう( ̄_ ̄ i)

父は藤沢周平が大好きなんですよね~。


でも、私が思うに藤沢作品ほど重くない。

このサクサクと読める感じは・・・東野作品とかかな??

いわゆるエンターテイメント本なんでしょうかね。

読んでるときは面白いけど、後に残らなさそう。

通勤とかの時間に読み進めるにはいいんじゃないかなぁ。


下士の勘一と彦四郎の友情をはぐくむところ。勘一の愚直なまでの

まっすぐさ。

なんでもできる彦四郎は、なんでもできるが故に自分が打ち込める道

を見つけられず、勘一のひたむきさ、まっすぐさが眩しかったのだ

ろうか。

だからこそ、大坊潟干拓という大きな夢を抱く勘一を助けてやろうと

思ったのだろうか。

勘一の「影法師」で生きようと決めたのは、やはり一揆後の刎頸の契り

のころだったのだろうな・・・


これは時代小説でしか表現できない自己犠牲だと思う。


しかし・・・百田さん自身のいろいろとあることが見えすぎると、単純に

作品だけを楽しむことができないってのも辛いかも。

おかげで他の作品にも触手が動かず・・・(ノ_-。)

百田さ~ん、創作活動だけに専念しませんかね??




★★☆