ある男/木内 昇
¥1,728
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櫛挽道守がおもしろかったので、迷いなく借りた1冊。

しかし短編となると、ちょっとこの作家さんの良さがもてあまされている感じ?

7編ともに、明治維新からの混乱した日本に生きる「ある男」たちを描いている。

天地がひっくり返ったように、世の中のいろんなことがなかったことになってしまった日本。

でも今までの利権を守りたかったり、この際に取り込んでやろうと思ったり。

混乱した日本をなんとかよい方向にもっていこうと思ったり・・・


そんなあがく人々・あきらめとともに受け入れようとする人が悲しいまでに描き出されています。


2冊しかこの作家さんを読んでいないけれど・・・・


なかなかに重いので、心がしっかりしているときではないと私は読みにくいかも、と思いました。


★★★