出発ギリギリまで届いたメッセージ。
この写真には残せなかったけど、ちゃんと手紙に起こしました。
ぶぶからの手紙。
最後に明を抱っこ。
いつもと変わらない重み。
いつもと変わらない抱き心地。
いつもと変わらない穏やかな表情。
ゆっくりと話をしました。
生き絶えてから6日目。
棺を保冷箱仕様にして部屋を22℃設定、毎日ドライアイスで守って本当に良かったと思っています。
ぶぶねぇねが用意してくれたおくるみにくるまって出発です。赤ちゃんみたいだね。
車中、ずっとぶぶが抱っこして行きました。
清水ペット霊園は山奥深くにあります。
とーちゃんが霊園の看板を見た時に「あぁ、もう着いちゃうよ。」と言っていました。
蜻蛉がたくさん飛んでいました。
すっかり秋なんですね。
支度ができても中々離れられくて。
皆さんからの手紙、名札、おやつのバックをもたせました。
沢山の手紙を抱えて、両腕にふたつずつのおやつバッグをぶら下げてお花畑の中を楽しそうに歩いていく明を想像したら可愛くて可愛くて。
皆さんにいただいたお花に囲まれて本当に幸せそうです。
天気予報は雨が上がり暑くなるはずだったのに、結局ずっと小糠雨。
火葬って嫌ですね。
炉に入れるまで、何度も引き留めてしまいました。
嫌な顔をせず、優しく待ってくださった霊園の方に感謝しています。
待つ間はとーちゃんと明の遺影にする写真を選びながら明の話をしました。
うちに来るまでの7年間。
繁殖犬だったと聞いています。
アニマルセッションしてくれた先生によると、それまでの生活は顔をしかめてしまうもの。
光も風も届かない世界。
時々大きな金属音の引き戸がガラガラガラと開く。
おじさんがゴミ袋に死んだトイプードルを放り込んでいくのが見える。
事実、明は我が家に来てから、とーちゃんを見ると慌てて隠れ、ゴミ袋を見ると怯えて隠れ、引き戸がガラガラ開く音がすると眠っていても飛び起きてぶぶの顔に突進してくるという状況でした。
アニマルセッションで、大丈夫。怖いことはない。と伝えてもらってから、ゴミ袋にも怯えなくなり、とーちゃんにお世話して貰うことで信頼し、落ち着いて暮らせるようになっていきました。
人に対し、少しずつ少しずつ信頼を寄せてくれるようになっていったのです。
そして、うちに来てから9年とピッタリ半年でした。
繁殖犬として暮らした日々より長い時間を元気に過ごさせてあげることができて、ぶぶととーちゃんは何となく責任を果たせたようなホッとした気持ちにもなりました。
もちろん時間の長さだけで測れるものではありませんが、あの大怪我で明を失っていたらこんな気持ちにはなれなかったよね。と話したのです。
あの大怪我の時も皆さんには今回のように沢山のメッセージをいただきましたね。
大きな愛に包まれ見守られていた明。
旅立ちの時までそれは変わらずあったことが本当にありがたいねと、とーちゃんと話しました。
そして、明はお骨になって帰ってきました。









